出版社内容情報
多変量解析の様々な分析法。それらをどう使いこなせばいい? マーケティングの例を多く紹介し、ユーザー視点に貫かれた実務家必読の入門書。
朝野 熙彦[アサノ ヒロヒコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アドソ
11
主成分分析や因子分析を含むいろいろな多変量解析の手法を、実例を交えながら広く浅く解説。数式は最小限にして、企業やブランドのイメージマップやマーケティングの考え方を親しみやすい言葉で語ってくれている。機械学習やビッグデータ解析に社会の注目が集まる今、必読の書。ソフトウェアはどんどん便利に高性能になるけれども、実際その中身がわかっている人はほとんどいないのでは?理系の学部でも必修では習わないし。これからはこういう理系でも文系でもない(その両方のセンスをもった)人が重宝されるのだろうな。2018/07/10
mitsu
2
多変量解析を実務面から語った内容で、最近、統計学の学習の中で多変量解析を勉強している中で、興味が出て本著書を読んでみました。最初、思ってた内容と異なっていて戸惑いましたが、内容は興味深かったです。じっくり読んで見たいと思いました。2022/02/13
Tatsuya Michibata
1
「入門」となっていますが、何も知らない人が読みはじめたらさっぱり分からないと思います。でも、概観は分かると思います。硬い文章の中にユーモアが所々あって、私好みの「味」でありました。主にマーケティングの実務家対象の本と言うことでしたが、企業がこういうことをしているのかと違う業界(私は医療界に身を置くもの)のことが少しみることができてよろしかったです。2020/09/06
yasuhitoakita
1
ユーザ目線による多変量解析への入門書。勘所をしっかり教えてくれるので多変量解析が怖くなくなる。名著。2018/10/27
愛楊
0
本書は、2000年10月に講談社より出版された。1,200円でこの充実度は必携です。2025/05/14