ちくま学芸文庫<br> 海洋国家日本の戦後史―アジア変貌の軌跡を読み解く (増補)

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ちくま学芸文庫
海洋国家日本の戦後史―アジア変貌の軌跡を読み解く (増補)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480098160
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0121

出版社内容情報

戦後アジアの巨大な変貌の背後には、開発と経済成長という日本の「非政治」的な戦略があった。海域アジアの戦後史に果たした日本の軌跡をたどる。

内容説明

戦後世界でアジアほど巨大な変貌を遂げた地域はない。「陸のアジア」では朝鮮戦争やベトナム戦争が勃発し、米中対立がその背景になったのに対し、「海のアジア」では米中に加え、帝国の威勢を保つイギリスと、経済的「南進」を試みた日本が重要な役割を果たすことになった。しかし海域アジアはそうした国々の思惑を越えて、世界で最も経済的活力に溢れる地域へと姿を変えた。アメリカの冷戦戦略やアジアにおける大英帝国の解体、そして「中国問題」の台頭という、アジアの現在を形作った劇的な時代における日本の密かな航跡を描き出し、ふたたび政治の時代を迎えつつあるアジアの行方を展望する。

目次

第1章 「アジア」の誕生―バンドン会議と日本のジレンマ
第2章 日本の「南進」とその波紋―独立と冷戦の間で
第3章 脱植民地化をめぐる攻防―日英の確執、中国との綱引き
第4章 戦後アジアの転換点―一九六五年
第5章 アジア冷戦の溶解―米中接近と「中国問題」の浮上
補論

著者等紹介

宮城大蔵[ミヤギタイゾウ]
1968年東京都生まれ。92年、立教大学法学部を卒業後、96年までNHK記者。2001年、一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在は上智大学教授。著書に『バンドン会議と日本のアジア復帰』(草思社、2001年)、『戦後アジア秩序の模索と日本』(創文社、2004年、サントリー学芸賞・中曽根康弘賞受賞)、2015年、国際開発研究大来賞受賞などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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飯田一史

3
戦後のアジア諸国と日本との外交の軸および経済成長のキーマンを資源大国であり人口大国であるインドネシアと喝破して語る、アジア太平洋の政治史。2020/02/05

spanasu

2
海のアジアの戦後史は、1965年930事件を転機とする「脱植民地化から開発へ」であり、その要はインドネシアとする。冷戦のアメリカ、革命の中国、非公式帝国維持を図るイギリス、そして非政治化を目標とする開発の日本というアクターがあり、海のアジア内部で開発へと向かうと日本が浮上するとした。筆者は「自由と繁栄の弧」から現在の日本の東南アジア外交にそのような色が失われつつあると考えているよう。2020/04/16

わび

1
本書は2008年にちくま新書として出版されたものの増補版であり、インドネシアとの関係をメインに、戦後日本の東南アジア外交を描いている。戦後日本の東南アジア外交は冷戦の文脈と戦前からのアジア主義の文脈が複雑に重なったものだったことが示され、時に米英と対立しながらも立派な役者の一人として国益を追い求めていく日本の姿は、戦後外交で一般的にイメージされる静的な姿とは全く異なり、新鮮味を感じた。2018/04/19

穀雨

1
わずか200ページあまりで日本の戦後史をまとめるというのは野心的な試みだなと思ったが、実際は著者がこれまでに発表した論説をつなぎあわせただけだった。そのためややまとまりに欠けるが、アジア・アフリカ会議において各国の間にかなりの対立があったことや、1960年代のマレーシア紛争や9・30事件において、関係各国の利害が複雑に交錯していたことなど、新しい発見や視点はかなり得ることができた。2017/10/13

見もの・読みもの日記

0
アジアにおける日本の立ち位置の変化を、日本=インドネシア関係を軸に記述。戦後日本にとって、インドネシアがこんなに重要な国だったという実感がないので、とまどいながら興味深く読んだ。また、戦後日本は「豊かさ」を選び、革命中国は「独立」を選んだ、という指摘も印象に残った。今も通じるかどうかはともかく。2017/09/20

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