出版社内容情報
お仕着せの方法論をマネするだけでは、真の知的創造にはつながらない。偉大な先達が実践した手法から実用的な表現術まで盛り込んだ伝説のテキスト。
内容説明
知的創造は形式的な模倣ではなく、その根本まで突き詰めることで初めて可能になる―。そんな明快な観点に立ち、一世を風靡した名テキストが遂に復活!まずは、計画の立て方、発想法、モチベーション管理といった知的生産に欠かせない土壌づくりからスタート。そのうえで、実際的な文章の書き方、読み方から批判的思考の秘訣にまで踏み込んでいく。さらに、付録としてフロイトやボルヘスなど偉大な先達が用いた手法をまとめ、自分なりの思考法を磨けるように構成した。文庫化に際しては、定評ある旧版の内容をさらに精選し、新たにコラムも増補。知的生産のすべてをこの一冊に!
目次
準備編 知的生産・知的創造に必要な基礎テクニック8章(志をたてる―立志術;人生を設計する―青春病克服術;ヤル気を養う―ヤル気術;愉快にやる―気分管理術;問いかける―発問・発想トレーニング法;自分を知る―基礎知力測定法;友を選ぶ・師を選ぶ―知的交流術;知的空間をもつ―知の空間術)
実践編 読み・考え・書くための技術11章(論文を書く―知的生産過程のモデル;あつめる―蒐集術;さがす・しらべる―探索術;分類する・名づける―知的パッケージ術;分ける・関係づける―分析術;読む―読書術;書く―執筆術;考える―思考の空間術;推理する―知的生産のための思考術;疑う―科学批判の思考術;直観する―思想術;さまざまな巨匠たちの思考術・思想術―発想法カタログ)
著者等紹介
花村太郎[ハナムラタロウ]
1947年、長野県生まれ。早稲田大学文学部卒業、東京都立大学人文科学研究科修士課程修了。都立高校教諭、関東短期大学教授などを務め、現在、武蔵野美術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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