ちくま学芸文庫<br> ポランニー・コレクション 経済と自由―文明の転換

個数:

ちくま学芸文庫
ポランニー・コレクション 経済と自由―文明の転換

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年10月20日 09時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480096661
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0133

出版社内容情報

二度の大戦を引き起こした近代市場社会の問題点をえぐり出し、真の平和に寄与する社会科学の構築を目指す。ポランニー思想の全てが分かる論考集。

内容説明

本書は、ながく公刊が待たれていた近代ヨーロッパ批判「新しい西洋のために」を冒頭に収めるカール・ポランニーの未発表論考集である。初期のファシズム研究から、中期『大転換』の市場社会批判を経て、後期「経済人類学」構想へと至る、ポランニー思想のすべてが網羅されている。ポランニーによれば、本来「商品」とはなりえない労働力や土地を商品化したことが、大恐慌をはじめとする市場社会の崩壊を引き起こし、その対処策としてとられた政策がファシズムの擡頭と二度の世界大戦を招いた。歴史学、経済学、人類学の浩瀚な知識をもとに、近代社会の病巣に迫った偉大な思想家の仕事を読む。

目次

第1部 経済、技術そして自由の問題(新しい西洋のために;経済学とわれわれの社会的運命を形成する自由 ほか)
第2部 制度について(制度分析は、いかに社会科学に貢献するか;国際理解の本質 ほか)
第3部 社会科学をいかに用いるのか(社会科学をいかに用いるのか;政治理論について ほか)
第4部 危機と転換(今、何が求められているのか―ひとつの応答;近代社会における哲学の衝突 ほか)

著者等紹介

ポランニー,カール[ポランニー,カール] [Polanyi,Karl]
1886‐1964年。ハンガリーに生まれ、第2次大戦後は主にアメリカで活躍した経済思想家。歴史学、経済学、人類学等の浩瀚な知識をもとに、近代市場経済の特殊性を明らかにし、注目を集めた

福田邦夫[フクダクニオ]
明治大学名誉教授。経済学博士。国際貿易論

池田昭光[イケダアキミツ]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェロー。人類学

東風谷太一[コチヤタイチ]
東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程。歴史学

佐久間寛[サクマユタカ]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教。文化人類学、経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

最近チェックした商品