出版社内容情報
音楽史から常にはみ出た異端者として扱われてきたサティとは何者? 時にユーモラス、時にシニカルなエッセイ・詩を精選。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
59
エリック・サティのことを「サティおじさん」と呼びたくなるようなチャーミングなエッセイ。何気ない日常を色彩とメロディと良い匂いでほわわんと語りながらも毒舌炸裂。特に動物への愛情深さに対し、音楽の精神性(アウラ)を型に嵌めこむとする音楽界やワグナー・批評家第一主義への批判の冷ややかさはクスリと笑ってしまいます。2015/01/09
1.3manen
39
1992年初出。芸術家は夢想家にすぎない。批評家は現実の意識を、自分自身の意識をもっている(018頁)。進歩はつねに激しい敵対にあう(062頁)。人は貧しい生活を平然と醜いものにしていっていいものだろうか?(109頁)いけないと思いますよ。本屋には逍遥(ぶらつき)の殿堂といえるようなところがある(111頁)。確かに。無目的に適当な本を手に取り、多少捲ってみる。お金にはどうして匂いがないのだろう。何でも手にはいるものなのに。2016/06/06
あや
23
長らく積読にしていたものを読みました。私は4歳から高1までピアノを習っていたのでサティも弾きました。高校生の頃サティが流行っていた気がする。CDも大人になって買いました。本書は音楽評論+詩+音楽劇。音楽劇は流し読みしてしまいましたが、詩は面白かったです。音楽評論は知っている作曲家のところは興味深く読みました。サティがノルマンディー生まれとは初めて知りました。2026/01/05
もよ
14
「メドゥーサの罠」を読んだほかは拾い読みなので読んだとは言えないかも。 「メドゥーサの罠」は台本を読みながら、音楽を一緒に聴くと、間奏曲的な音楽と不条理な台本が、一見関係ないのになんだか関係ありそうでとてもよかった。2016/03/27
ラウリスタ~
13
詩人かと思えば、音楽家で、現代音楽家かと思えば実は19世紀末〜20世紀初頭の人で、と、何読んでるか分からないような本。劇なんかも含まれているから、文学的な傾向が強かったことは確かだろう。ただ、題名の通りに軽やかに流れ去るエッセイのような文章なので、サティの音楽について全くの無知である僕にはなんのことやら。2014/12/08
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