出版社内容情報
論理学の鬼才が、軽妙な語り口ながら、切れ味抜群の思考法で哲学から倫理学まで広く論じた対話篇。哲学することの魅力を堪能しつつ、思考を鍛える!
内容説明
論理学の鬼才が、対話形式の軽妙な語り口で、哲学の究極のなぞに挑む。この世界ははたして本当に現実なのか?ひょっとすると私たちは夢を見ているだけなのではないか?心と身体はどういう関係にあるのか?認識するとは、信じるとはどういうことなのか―考えれば考えるほど不思議な哲学の問題から、生と死といった倫理問題まで徹底的に鋭く切り込む!論理学・哲学の基礎用語や人物を丁寧に解説した便利な訳註とともに読めば、予備知識ゼロでも自力で高度な思考を展開できるようになること間違いなし。哲学することの魅力とスリルを存分に味わえる、極上の思考実験集。
目次
第1部 あなたはなぜ正直なのか(あなたはなぜ正直なのか;あるパズル)
第2部 一般的な概念(さまざまな断片;ある論争)
第3部 三つのファンタジー(シンプリカスと木―郊外でのシンポジウム;認識論的な悪夢;心身問題のファンタジー)
第4部 生きるべきか死すべきか(生きるべきか死すべきか;生と死の禅;そこに何があるのか)
第5部 結末のファンタジー(夢か現実か;悟りを開いた唯我論;紀元前五千年)
著者等紹介
スマリヤン,レイモンド[スマリヤン,レイモンド] [Smullyan,Raymond]
1919年生まれ。ダートマス大学、プリンストン大学、ニューヨーク市立大学での教職を経て、インディアナ大学哲学科名誉教授。専門の論理学、哲学、数学に加えて、ピアニスト、マジシャン、ユーモア作家としての活動など、多面的な才能で知られる
高橋昌一郎[タカハシショウイチロウ]
1959年生まれ。國學院大學文学部教授。専門は、論理学・哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒダン
taro335
EnJoeToh
Hayek
東田正平