ちくま学芸文庫
医学概論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 505p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480094612
  • NDC分類 490
  • Cコード C0147

出版社内容情報

医学の歴史、ヒトの体と病気のしくみを概説。現代医療で見過ごされがちな「病人の存在」を見据えつつ、「医学とは何か」を考える。

内容説明

病気は単なる身体的異変ではなく、苦しみや悩み、死への不安などと不可分であり、医者と患者のあいだには心理的・倫理的な関係が不可欠である。現代の医療現場でしばしば見過ごされがちな“病人の存在”を見据えつつ、医学の歴史、ヒトの体や病気のしくみを学び、病気とは何か、医学とは何かを考える。

目次

第1部 現代医学の歴史的座標(医学はどのようにしてはじまったか;西欧医学における近代の曙光;近代医学の発展;現代医学の形成と日本の医学)
第2部 医学の基礎としてのヒトの生物学(医学と生物学;ヒトの生物学)
第3部 医学と医療(その1)―病気の理法(病気の生物学;人の心と病気および心の病気)
第4部 医学と医療(その2)―医療、健康(診断と治療;病人への対応;健康の諸問題)

著者等紹介

川喜田愛郎[カワキタヨシオ]
1909‐96年。東京生まれ。1932年東京帝国大学医学部卒業。同大学助教授を経て49年千葉大学教授、68年千葉大学学長。専門はウイルス学、医学史。著書に『近代医学の史的基盤』上・下(日本学士院賞受賞、岩波書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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