ちくま学芸文庫
匪賊の社会史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480093448
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0122

内容説明

ロビン・フッドや西部劇に描かれたアウトローなど、世界各地でいまなおヒーローと讃えられる匪賊たち。彼らはときには暴力的に振る舞い、社会的混乱を引き起こして危険因子と見なされながらも、抑圧的権力に対抗し、正義を求めて闘う、民衆の強い味方だった。母の名誉のために闘ったパンチョ・ビリャ、貧しい寡婦のため銀行強盗を犯したジェシー・ジェームズ。近代化以前のあらゆる国と時代において、民衆の生活に不可欠の要素として活躍した匪賊の系譜、その生き方や、彼らをめぐる政治・経済構造を丹念に追ったホブズボーム若き日の意欲作、待望の復刊。

目次

1 義賊とは何か
2 誰が匪賊となるか
3 貴族強盗
4 復讐者
5 ハイドゥク
6 匪賊の経済と政治
7 匪賊と革命
8 収奪者
9 シンボルとしての匪賊

著者等紹介

ホブズボーム,エリック[ホブズボーム,エリック][Hobsbawm,Eric]
1917年、エジプト、アレクサンドリア生まれのイギリス人歴史家。現代を代表するマルクス主義知識人。ロンドン大学のバークベック・カレッジの歴史学教授

船山榮一[フナヤマエイイチ]
1930年生まれ。法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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