ちくま学芸文庫<br> マルセイユのユニテ・ダビタシオン

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ちくま学芸文庫
マルセイユのユニテ・ダビタシオン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 206p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480092748
  • NDC分類 527.8
  • Cコード C0152

出版社内容情報

内容は後日登録

内容説明

20世紀最大の建築家ル・コルビュジエは、フランスのマルセイユに「ユニテ・ダビタシオン(住居単位)」という名の巨大集合住宅を設計した。本書は、ル・コルビュジエが、最も重要なこの自作について、基本理念とプランを解説したものである。長らく原書でも読めなかった幻の著作に、詳細な解説を付した、文庫オリジナルの新訳。図版多数。

目次

第1章 罵りの声
第2章 高みに立って
第3章 一枚のヨーロッパ地図から―人間の住まいを経て技術と社会の総覧へ
第4章 長い道のり一九〇七~一九五〇―そして明日への行動指針
第5章 体系的記述―アンドレ・ヴォジャンスキー

著者等紹介

ル コルビュジエ[ルコルビュジエ][Le Corbusier]
1887年、スイス、ラ・ショー=ド=フォン生れ。パリで設計活動を展開する。近代建築の基本を作り上げ、F・W・ライト、ミース・ファン・デル・ローエらとともに、近代建築の巨匠と称される。1965年没

山名善之[ヤマナヨシユキ]
1966年、東京生れ。現在、東京理科大学准教授

戸田穣[トダジョウ]
1976年、大阪生れ。博士(工学)。現在、東京大学大学院研究生(専攻建築史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅香山三郎

9
越後島研一さんの『ル・コルビュジエを見る』(中公新書)から本書へ。マルセイユのユニテ・ダビタシオンといふコルビュジエの集合住宅の傑作をめぐるコンセプトを彼自身がまとめたもの。これに訳者の山名善之さんの解説がつく。現代社会の構造やそのもとにできる都市のなかで、より合理的により良い内容の市民生活をしようといふ、20世紀的なコンセプトがよく分かり、これがまた、同じやうに工業化・都市化を進めた先進諸国で受容されたのがよくわかる。《標準化・規格化・定量化・比例させること》、まさに団地づくりの工法に通じる。2017/02/04

ラウリスタ~

4
こりゃやばい高まります。去年の今ごろ家を探していたころの妙なわくわく感を思い出します。機械化、画一化を進めることでコルビュジエの美意識にあった真に「人間的」な集合住宅が出来る。なんたる夢!というかなんたる美しさ。いままで、世界で一番好きな家は「時計仕掛けのオレンジ」のおじいさん宅だったんですが、このマルセイユのユニテは堂々の第二位に躍り出た!しかも、それでいてこれは労働者住宅。どんだけ贅沢!そう、ちゃんと計画すれば人はもっとはるかに美しく生活できるはず。垂直の森林都市こそ理想郷に違いない!2011/05/11

真塚なつき(マンガ以外)

3
どうやらコルビュジエの考える「住居単位(L'unite d'Habitation)」とは、両親と子供をセットにした「近代家族」による家庭(フォワイエ=暖炉=家族の集うところ)であるらしく、なんかそれだけでもう読む気が萎えてくる。いまや家庭は家族じゃなくても形成可能だろうし(というかそうあってほしい)。さておき彼のユルバニスム(都市計画)自体はけっこう面白いし、日本で展開した団地文化への興味も湧いてくる。この種の集団生活都市論としては、現在形の『地域社会圏主義』も参照したい。2012/08/10

mikoto_oji

2
もう20年近く経ってしまいましたが、マルセイユのユニテに訪れた時に受けた衝撃は今でも忘れません。廊下が各階にないこと、屋上に幼稚園(?)があったことなど都市というものに対する一つの答えで有り得たと思います。建築家とはこのような社会実験を繰り返す役目を担っている人を指すのでしょう。この本には、ユニテの上澄みだけですが語られています。訳者解説でもっと突っ込んだ内容を期待していましたが、ただ事実を並べただけの内容なのはがっかりしました。百聞は一見にしかず、ということなのでしょうか。2011/05/26

ymazda1

1
窓際やベランダの天井を高くできて、風も吹き抜け、供用スペースも小さくできる・・・いいことばっかしの斬新なアイデアだと思えるけど、スタンダードになれなかったのは、なぜなんだろうって長年の疑問を解決してくれるかなって思って読んでみたけど、だめだった・・・この人の仕事については、神ゆえか、なかなか客観的な知見は得ずらいな。。。

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