出版社内容情報
内容は後日登録
内容説明
長年定番であった、あの参考書を復刊。この一冊であなたも古典通!住居・服飾などを通じ作品の背景を知り、様々な古典作品から「もののあはれ」に代表される人々の感性を学びながら、当時の時代背景が詳細に理解できます。受験を離れた大人が、古典をゆっくり味わうための最適なガイドにもなる一冊。
目次
第1章 むかしの暮らし
第2章 むかしの感じかた
第3章 むかしの作品
第4章 むかしの言いかた
第5章 解釈のテクニック
第6章 試験のときは
著者等紹介
小西甚一[コニシジンイチ]
1915‐2007。三重県生まれ。東京文理大国文科卒。筑波大学名誉教授。文学博士。専門は比較文学。1951年『文鏡秘府論考』により日本学士院賞受賞。海外の複数の大学から客員教授として招かれる。また英語・フランス語・中国語等を習得し、外国の新しい研究法を国文学に活かす手法でも知られた。能・狂言・俳句にも造詣が深く、それらの研究書も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
115
最近、ちくま学芸文庫から私たちを対象にしたなつかしい参考書が再刊されています。これもそのひとつで小西先生の旺文社から発刊された古文の参考書です。私は古文はこの本で一般的なむかしの常識的なことを理解して、同じ先生の「古文研究法」の問題だけで古文の対策をしたことを思い出しました。この本も再読5~6回目ですがいつもわかりやすさに感服しています。2019/04/24
i-miya
41
2013.09.01-2(初読、初著者)小西甚一著。 2013.09.01 古語辞典を一つ用意してくれたまえ。 参考書と辞典は違う、使命が違う。 辞典を引くという作業から得るところの方が多い、はるかに。 ゆっくりとお読みください、ということだ。 理解されることを目的として語るように書いてある。 Informal toneで書いている。 忙しいときほど、「あそび」が貴重な意味をもつ。 2013/09/01
佐島楓
39
参考書のはずなのに、娯楽性が高かった。昭和56年に改版が出たらしく、問題が皆難しく感じた。私の学力の衰退のせいと、昔のほうがレベルの高い問題が出ていたということなのでしょう。2016/05/07
i-miya
38
2013.09.22(つづき)小西甚一著。 2013.09.22 三日夜(みかよ)の餅(もちい)。 ◎あそびも楽ではない。 物語をおつきの女房に読ませてみなで興じるのも「あそび」の一つ。 管弦だけのことではない。 プライベートな時間をできるだけ愉快に過ごす。 ◎おいのりの効用。 ドクターの役割はお坊さん。 病気対策の受け持ちはどちらかといえば密教の担当。 真言宗は純然たる密教だが、日本の天台宗はその一部分に密教を含む。 2013/09/22
i-miya
37
2013.09.20(つづき)小西甚一著。 2013.09.19 小庭まで出かけるのも面倒な人の為に、太鼓をならした。 子(ね)の時に、チュー、丑(うし)のときにモーと太鼓ではその声がでないので、数で約束。 子午=9つ。 丑未=8つ。 〇申=7つ。 となっている(『延喜式』)。 間食-お8つ、未の時ぐらいに何か食べる習わしからきている。 宮中パトロールにも時報を受けもたされていた。 『枕冊子』「時奏する、いみじうをかし。2013/09/20
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