ちくま学芸文庫
幾何学入門〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 468p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480092410
  • NDC分類 414
  • Cコード C0141

出版社内容情報

内容は後日登録

内容説明

視覚や直観を道具にアイディアを生み出していく古典幾何学を愛した著者コクセター。彼自身、不連続群や多胞体の研究で目覚ましい業績を挙げて幾何学の豊かさを実証し、“現代のユークリッド”と称された。コクセターの語る幾何学は代数学・解析学などの数学に限らず、芸術から宇宙論まで様々な学問と結びついており、幾何学の発想が知的営みのあらゆる場面で力を発揮することを教えてくれる。辞典としても便利な、話題満載の教科書。上巻はユークリッド幾何学に関する色々な話題とアフィン幾何学について触れる。

目次

1部(三角形;正多角形;ユークリッド平面の等長変換 ほか)
2部(座標;複素数;5つの正多面体 ほか)
3部(順序の幾何学;アフィン幾何学)

著者等紹介

コクセター,H.S.M.[コクセター,H.S.M.][Coxeter,Harold Scott MacDonald]
1907‐2003年。イギリス、ロンドン生まれの幾何学者。ケンブリッジ大学で博士号を取得後カナダに渡り、トロント大学教授に就任。数学の抽象化が称揚された時代の中、イメージ豊かな幾何学の探究を続けたことから、“現代のユークリッド”とも称される。不連続群や多胞体の研究で先駆的な業績を挙げた

銀林浩[ギンバヤシコウ]
1927年生まれ。東京大学理学部数学科卒業。明治大学名誉教授。数学教育協議会元委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

2
直感的に解釈できるので、幾何学から数学を勉強しようと6年前くらいに買った本を再読。数学の入門書はほんとの入門者ようの入門書ではないが、代数の用語が少し頭に入っていると入門書として楽しめる。こういう独自の視点でまとめられた本は好き。下巻もまた読もう。2014/06/06

壱萬参仟縁

0
図としては、パイナップルの表面を円柱面とみなして、これを鉛直な母線に沿って切り開き、平面上に開くと、鉛直な切り口を表す2本の平行線の間にはさまれた帯がえられる(pp.314-315)。この図形はみたことながいが、表紙にも書いてある。フィボナッチ数列で説明できるらしい。面白いものである。2012/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/243202
  • ご注意事項

最近チェックした商品