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ちくま学芸文庫
世界の奇妙な博物館

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  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480091932
  • NDC分類 069
  • Cコード C0170

内容説明

世界には、こんな奇天烈な博物館があった!ゴキブリの殿堂、国際スパイ博物館、イタリアの拷問と中世の犯罪博物館、ニューオリンズ歴史的ヴードゥー博物館、バッドアート美術館、ハリウッドのランジェリー博物館、東京の「寄生虫博物館」などなど。特別おかしなものに入れ込んだ人々が、溢れんばかりの情熱で蒐集してしまったコレクションを、個性派博物館で開陳する!知る人ぞ知る意外なテーマのおもしろ博物館70余りを、世界各国から紹介する、気軽に読む博物館めぐり。文庫オリジナル。

目次

ゴキブリの殿堂
ハンター博物館
リジー・ボーデン・ベッド&ブレックファスト付属博物館
スーラブ・インターナショナル・トイレ博物館
国際スパイ博物館
アタナシウス・キルヒャー協会会報
ヴィエリチカ岩塩坑博物館
アイスランド男根学博物館
ニューステッド修道院の歴史的建造物と庭園
硝石鉱山のゴーストタウン〔ほか〕

著者等紹介

ロヴリック,ミッシェル[ロヴリック,ミッシェル][Lovric,Michelle]
小説家、翻訳者、ライター、デザイナー。ニューヨーク・タイムズのベストセラーとなったアンソロジー『ラヴレターズ』の他、18世紀の医薬品業界を舞台にしたミステリー“The Remedy”(オレンジ・フィクション賞)、黎明期のヴェネチア印刷産業を舞台とした“The Floating Book”など、歴史小説でも知られる

安原和見[ヤスハラカズミ]
1960年鹿児島生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

44
「海外旅行ができるならば、ヴンダー・カンマーの結集とも言えるアンブラス城へ行きたい!」と考える私にとって垂涎ものの博物館の紹介集(笑)生きたゴキブリの生態も拝めるゴキブリ博物館を皮切りに蝋人形館、黒焦げ料理館、タイタニック号館、月経館、男根館、そして出た後にきしめんなどの麺類を食べられる人は猛者として讃えられることが必至な日本の寄生虫館など好奇心が疼く品々を集めたヴンダー・カンマー的博物館がより取り見取り。ブラム・ストーカーの『牝猫』で登場してきた鉄の処女を拝見するためにイタリアの拷問博物館へも行きたい!2014/01/20

sin

38
想像力のありったけが必要とされる:)例えば次から次にと絵画を文章で紹介されたとすると、どうだろう。自分の理解出来る範疇で想像してしまう?だからこの本の楽しみ方は実際にその奇妙な博物館を訪れる事を前提としているようにしか思えないが、作者の方は伝聞で掻き集めただけで実際には行ってないんだろうな〜と強く感じられるような熱の無い文章としか受け取れなかった。2014/07/03

うめ

20
ひとつひとつの説明が割とあっさりしているから、興味を引かれたトピックを深く知りたいと思わせる。バッドアートとスパイはオンラインをのぞき見してみました。海外の博物館が多いけれど、日本版の変な博物館・美術館まとめも面白いかも。個人のものに面白くて変なのが多いけれども、創始者が亡くなってしまうと良さを解ってもらえずに散逸しがちなところが悲しい。2017/06/04

まっ黒大魔王

13
オンライン上含み、且つ世界中であまり有名でない博物館を中心に紹介。焦げた料理博物館とか狂気博物館とか挙げ句の果てにはじょうじ博物館なんてのもある。ちなみに日本からは目黒の寄生虫博物館が紹介されています。2016/08/05

アカツキ

12
博物館の規模、個人運営、インターネット問わず、変わったテーマを扱っている博物館を紹介した本。一つの博物館につき3、4ページ、写真がないのがちょっと物足りない。リジー・ボーデン・ブレック&ファスト付属博物館に驚愕。殺人現場を宿泊施設にするとか作る方も凄ければ泊まる方も凄い。抗議がなかったのか気になる。日本からは寄生虫博物館、伏見稲荷大社が登場。え、神社…?2022/07/24

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