ちくま学芸文庫
日本の百年〈5〉成金天下

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  • サイズ 文庫判/ページ数 532p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480090751
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0121

内容説明

開国以来、日本の歩んできた100年、そこに生きた人々、当時の雰囲気、世相風俗を浮き彫りにした、臨場感あふれる迫真のドキュメント。公式記録や史料、体験談、新聞、雑誌、回想録、流行歌にいたるまで多方面から取材し、時代の種々相を写し出した記録現代史全10巻。復刊を待望された名著の文庫化。第5巻は、日本の資本主義の興隆期。1914年、第一次世界大戦が勃発し、交戦国からの注文で日本は軍需景気に沸き立った。金、金、金の一方で、民衆は生活難を訴え、外からはロシア革命の衝撃のうちに、各地にデモクラシー運動の昂揚をみた。資本主義は飛躍的に発展し、日本は新たな変貌期を迎える。

目次

金の世の中
第1部 大戦の表裏(大正維新;膨脹・膨脹・膨脹;民衆のスターたち)
第2部 解放の旗のもとに(市民文化のにない手;はみだした人びと;デモクラシーの奔流;急進と反動)
第3部 世界の日本(世界の桧舞台で;極東の天地で;世界との交流)

著者等紹介

今井清一[イマイセイイチ]
1924年、群馬県前橋市生まれ。1945年、東京大学法学部卒業。専門は日本近代政治史。法政大学講師を経て横浜市立大学教授。同大学名誉教授。政治学と歴史学を結びつけた学風によって、多くの研究活動を行う。「空襲・戦災を記録する会」全国連メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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