ちくま学芸文庫
日本の百年〈3〉強国をめざして

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  • サイズ 文庫判/ページ数 552p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480090737
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0121

内容説明

開国以来、日本の歩んできた100年、そこに生きた人々、当時の雰囲気、世相風俗を浮き彫りにした、臨場感あふれる迫真のドキュメント。公式記録や史料、体験談、新聞、雑誌、回想録、流行歌にいたるまで多方面から取材し、時代の種々相を写し出した記録現代史全10巻。復刊を待望された名著の文庫化。第3巻は、近代日本の興隆期。1889年2月11日、帝国憲法が発布され、東洋最初の立憲国が誕生した。国民は熱狂し興奮のるつぼのなかにいたが、その内容を知るものは決して多くはなかった。内に産業革命を進展させ、外には日清戦争に勝利し、欧化と国粋にいろどられながら、近代日本は船出してゆく。

目次

憲法発布の日
第1部 民族国家の姿勢(東洋の立憲国第一号;欧化と国粋;若き日本の哀歓)
第2部 日清戦争(日清談判破裂して;撃てや懲らせや清国を;アジアへの開眼)
第3部 進む産業革命(日清「戦後」という時代;花開く明治文化;明治国家の陰影)

著者等紹介

松本三之介[マツモトサンノスケ]
1926年生まれ。東京大学法学部卒業。日本政治思想史専攻。大阪市立大学法学部助教授、東京教育大学文学部教授。東京大学法学部教授、駿河台大学法学部教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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