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ちくま学芸文庫
古事記注釈〈第3巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 310p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480089137
  • NDC分類 913.2
  • Cコード C0191

内容説明

古事記は遠い古代から私たちになにを語っているのか。古事記を構成するひとつひとつの言葉を分析し、本文の文脈に即して意味を確定する全注釈。本居宣長『古事記伝』以来の解釈について、国文学はもとより、民俗学、人類学、神話学等の視点、知見を導入して根本から問い直し、ひとつの世界としてその全体像を明らかにする。西郷古典研究の最高到達点であり、古事記研究の金字塔。第三巻は「大国主神」「八千矛神」「大国主神の国作り」「国譲り」「国譲り(続)」を収録(全八巻)。

目次

大国主神(八上比売、稲羽の素菟;補考 新たな説話形式 ほか)
八千矛神(八千矛神の歌;補考 「古事記伝」と歌謡 ほか)
大国主神の国作り(少名毘古那神;御諸山の神 ほか)
国譲り(天菩比神;天若日子 ほか)
国譲り―続(建御雷神;事代主神 ほか)

著者等紹介

西郷信綱[サイゴウノブツナ]
1916年、大分県生まれ。東大文学部卒。日本の古代文学研究の泰斗。歴史学、人類学などの成果をとり入れた広い視野で、国文学研究に新しい面を切り開き、多くの問題を提起した
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