内容説明
戦争とはどのように決断され、いかに遂行されるのか。人類史上最大の闘争第二次世界大戦は、何のために、いかにして戦われたのか。本書は、ヒトラーの進攻決断、日本の開戦決断、ノルマンディー進攻作戦の決断など、その後の戦局や世界史の流れを決定づけた、枢軸国側と連合国側の重大な二十の統帥決断を、厖大な資料をもとに明らかにした世界的名著。グランド・ストラテジーを考えるための必読文献。ここでは一切の解釈を加えることなく、事実そのものに語らせ、すべての真実を真実以外の何ものもなく提示する。上巻は、1ドイツ打倒第一主義の決断から9対日反攻作戦の決断まで収録。
目次
1 ドイツ打倒第一主義の決断(一九四〇年・アメリカ)
2 北欧進攻の決断(一九四〇年・ドイツ)
3 日本の開戦決断(一九四一年・日本)
4 在米邦人強制移住の決断(一九四二年・アメリカ)
5 バターン半島篭城の決断(一九四一年・アメリカ)
6 北アフリカ進攻作戦の決断(一九四二年・連合軍)
7 対ソ援助ルートの決断(一九四二年・連合軍)
8 北仏進攻と地中海進攻をめぐる決断(一九四三年・連合軍)
9 対日反攻作戦の決断(一九四四年・アメリカ)
著者等紹介
グリーンフィールド,ケント・ロバーツ[グリーンフィールド,ケントロバーツ][Greenfield,Kent Roberts]
1893‐1967。アメリカの著名な戦史研究家、歴史学者
中野五郎[ナカノゴロウ]
1906‐1972。東京大学法学部卒。朝日新聞記者としてニューヨーク特派員、太平洋戦争開戦により交換船で帰国。戦後は第二次世界大戦の研究、調査、執筆、翻訳に従事。著訳書多数
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感想・レビュー
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Francis
itosan04
まりえ
dogu
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