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ちくま学芸文庫
明治下層記録文学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480086860
  • NDC分類 910.26

内容説明

日本が国を挙げて近代化への道をひた走っていた明治10~20年代、底辺ルポルタージュが産声をあげた。性急な近代化の矛盾とひずみが凝集した底辺社会に、はじめて目を向けたのがルポルタージュだったのである。底辺社会とは何だったのか。そこに向けられた視線はどのようなものだったのか。二葉亭四迷・田岡嶺雲・横山源之助・松原岩五郎から樋口一葉・木下尚江等にいたる底辺ルポルタージュ文学の発生と展開を総括し、「近代」の内実を考えるうえで見のがすことのできない問題を提起する。大正・昭和・現代編を増補。

目次

第1章 明治底辺ルポルタージュ概観―地方・都市・労働ルポルタージュ(地方下層社会ルポルタージュ;都市下層社会ルポルタージュ;労働(鉱山・工場)ルポルタージュ)
第2章 底辺ルポルタージュ文学の発生と展開(底辺ルポの淵源と二葉亭四迷;底辺ルポルタージュと日清戦後文学;底辺ルポ作家と明治文学;明治後期底辺ルポルタージュ)
第3章 横山源之助(横山源之助と文学;周辺の文学者)
付 大正・昭和前期・現代の作品管見

著者紹介

立花雄一[タチバナユウイチ]
1930年、富山県出身。法政大学日本文学専攻修士課程修了