ちくま学芸文庫
画商デュヴィーンの優雅な商売

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480085788
  • NDC分類 720.67
  • Cコード C0198

内容説明

20世紀初頭のアメリカ。栄華の頂点を極めた独占資本家たちを手玉にとった男がいた。メロン、クレス、モルガン、ロックフェラー2世、ゴールドマン、フォード…。錚々たる大富豪を相手に、彼はいにしえのヨーロッパ名画を売りまくり、その絵の落ち着き先としてワシントンにナショナル・ギャラリーをつくることまで画策する。億万長者はなぜ彼からとびきり高価な名画を際限もなく買いつづけたのか。なぜ彼は売りつづけることができたのか。1920年代を象徴する人物にして、型破りな英国人天才画商・デュヴィーンの一代記。

目次

第1章 旅程
第2章 デルフトからの出発
第3章 不朽の名声をめぐる活発な商い
第4章 B・B
第5章 ブルー・ボーイと二人のラヴィニア
第6章 静かなる男たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まおしお

2
図書館本 ブルー・ボーイに魅せられて読む。 オランダから移住した両親の元、ロンドンで1869年に生まれたジョセフ・デュヴィーンは1901年画商としてデヴュー。その後N.Yへ。彼独特の考えとやり方で名画の数々を買い取り、そしてその美術品に見合う富豪に売る。一目置かれる画商になる。 没落したヨーロッパの貴族から買い取った美術品が〇〇コレクションとして、アメリカの美術館で今も多くの人が目にする事が出来る。デュヴィーンのお陰です。 いつかサンマリノにあるハンティントン・ライブラリーでブルー・ボーイを見てみたい。2022/04/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1410152
  • ご注意事項