ちくま学芸文庫<br> ことばとからだの戦後史

ちくま学芸文庫
ことばとからだの戦後史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480083272
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0137

内容説明

死をむかえる前、いのちの流れの切り替わる時というのがある。61歳に至り、昏迷のなかからその時を自覚した著者が、「からだ」と「ことば」を通して紡ぎ出してきた自らの軌跡をたどる。「他者」とのかかわりの歴史のなかから掬い上げる、「ことば」が孕んできたさまざまな思いや感情、「からだ」を解き放って、はじめて見いだした深い悲しみと愛…。独自の演劇活動と社会の歩みをふりかえる。

目次

プロローグ 六十一歳の越え方
1 はじめに「からだ」ありき(からだの海にざわめき立つ波;落穂捨て 一九四五 ほか)
2 レッスンへ(からだ、風のごとく;こえによって「よむ」ということ ほか)
3 他者への歩み(皐月の花はむらさきのいろ;援助するということ ほか)
エピローグ 断章―「愛」そして「他者」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

peeping hole

1
戦後史、と掲げているほどでもないし、ナチュラル女性蔑視が凄まじい、が、「身体をゆすりあい、感情を内部から抉り出したところでそれは「ほんとうのこと」なのだろうか」と問う部分はアツイ。そこで求められる大文字の他者の話はまさに岡田利規もしていた。2021/03/01

今夜は眠れない

0
再読2016/06/07

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