内容説明
終身雇用と年功序列が核となっている「日本的雇用システム」は今後どうなるのか。発展を続ける日本の工業界では、既存の雇用システムはどのように受け入れられているのか。日本とイギリスの雇用システムの源泉をたどるとともに、今後の両国のシステムの在り方を予測する。さらに文庫化を伴い、1990年時点での日英の雇用状況を見直し、新たな考察と予測を加え、より一層充実した内容で贈る。
目次
第2部 収歛の可能性(「日本的雇用システム」と最近の変化の傾向;イギリスは追いつくか)
第3部 過去と未来(日本的雇用システムの諸源泉;後発効果)
付録 面接調査に関して