ちくま学芸文庫<br> 現代思想の冒険

個数:
  • ポイントキャンペーン

ちくま学芸文庫
現代思想の冒険

  • 竹田 青嗣【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 筑摩書房(1992/06発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外,文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 54pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月20日 08時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 250p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480080066
  • NDC分類 100
  • Cコード C0110

内容説明

現代を果敢に切り拓くさまざまな思想の冒険。だがそのテクストはきわめて難解だ。しかし、思考の原型にまでさかのぼり、哲学の基本問題に重ねあわせてみれば、とりわけ面妖なことをいっているわけではない。この思想の冒険のあらましを大胆に整理し、先え方の基本を明快にとりだし、読者自身の日々の思考に架橋する、スリリングな入門書。

目次

序 思想について
第1章 〈思想の現在〉をどうとらえるか
第2章 現代思想の冒険
第3章 近代思想のとらえ返し
第4章 反=ヘーゲルの哲学
第5章 現象学と〈真理〉の概念
第6章 存在と意味への問い
終章 エロスとしての〈世界〉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

57
2011.02.19 (あとがき) 長い間、私は哲学というものに思い悩まされてきた。暇と根気のある人間しか入れない「国」にしてしまった。しかし、やはり、いざ、その核心を伝えるには言葉の山の積み上げがいること、その理由、もわかった。一番単純に見えるものの見方も実は長い時間をかけて堆積した地層を下に隠している。2011/02/21

Gotoran

21
近代以降の様々な西洋思想が俯瞰・体系化・関連付けされた本書。取上げられた思想は、①デカルト、カント、ヘーゲル ②ニーチェ、フッサール③ソシュール、デリダ、ボードリヤール、ドゥルーズ、サルトル、キルケゴール、ハイデガー、バタイユ。非常に読み易く、図説もあり、わかり易く解説されている。個人的には、前記③の各々の関係が概観できたことが大きな収穫。また、村上著「世界の終りとハード・・」の一節を引いての“ポストモダンと現在の世界イメージ”の解説が非常に興味深かった。2013/04/07

田氏

15
哲学、ことに現代思想の理解の難しさは、その表現に用いられる語彙に代入され得べき概念の抽象化及び置換作用が高度に進んだことで、読解に敷衍的な思考を要する片方向性にあると考える。言い換えれば、簡潔性の代償として受信者は圧縮的論理のデコードを要請されるのだ──みたいな文章が苦手な人にはあまり薦められない。かじったことのある分野はすんなり読み進められたので、この読みづらさは自分の基礎知識の問題だとは思うが…。裏表紙には「入門書」とあるけど、これが入門レベルなのであれば自分がハイデガーを読む日は生涯訪れないだろう。2018/07/17

サイバーパンツ

14
本書を読めば、現代思想のおおよその流れは俯瞰できる。が、本書はそのような現代思想入門というよりも、それらをもとにした著者の哲学を読む、すなわち、過去の思想から新たな思想を作り上げる過程を学ぶものかと思う。著者によると、〈社会〉や〈世界〉は不完全であり、私たちは、そのような日常社会で、自らの〈実存〉の危機に陥ったとき(エロス性を希求するとき)にのみ、〈社会〉への欲望、つまり人間一般の相互的つながりの中に〈私〉を溶け込ませたいという「超越的」な欲望を抱く。2016/08/07

ヒダン

14
近代哲学とポストモダンを復習し、そしてそれをふまえた著者の主張という密度の高い一冊。それぞれの思想にも触れるものの、それらはあくまで著者の考えを表現するための道具なので脇道にそれすぎず、ズバッと断定してくれていて説得力がある。バタイユを下敷きにし、<社会>というキーワードと交わる著者のオリジナルな部分が難しかった。そのことが真理を導かないとしても、我々は<世界像>を持たざるをえないという基本的な立場は小川洋子『物語の役割』と、その切実さも含めて近いと思った。2015/12/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/553740
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品