ちくま新書<br> 心はこうして敵と味方をつくりだす - 分断と争いの社会心理学

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり

ちくま新書
心はこうして敵と味方をつくりだす - 分断と争いの社会心理学

  • ウェブストアに33冊在庫がございます。(2026年10月27日 12時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480077684
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0211

出版社内容情報

人はなぜ「我々」と「ヤツら」に分かれるのか?



隣の部署、外国人、富裕層、エリート、若手とベテラン、右派と左派、男と女――人はつい「我々」と「ヤツら」に線を引き、その「敵」を容赦なく叩いてしまう。なぜ人は、ときに集団の一員として敵への攻撃に駆り立てられるのか。異なる価値観をもつ人々と共に生きるには、「敵を作りがち」な私たち自身の心のクセを知っておく必要がある。職場での摩擦や民族対立、SNS炎上、陰謀論など。身近なギスギスから社会の深刻な分断まで、その背後にある集団心理のメカニズムを読み解く。


【目次】

はじめに――「我々」と「ヤツら」に線を引く心

ウチとソトで見え方が大違い/ウチとソトを分ける集団心理――社会心理学の視点から/「ヤツらを叩け」という心のクセ/ウチとソトは合わせ鏡/立ち止まって考えるために

コラム 用語説明



第一章 「我々」として敵と争う――社会的アイデンティティ

1 「私」から「我々」へと切り替わる

「我々意識」のスイッチがオンになる/集団の一員として自分を捉える/我々意識が攻撃に向かう二つの条件

2 紛争状況――我々のために戦おうとするとき

「我々」として怒る/具体例――個人の犯罪が「外国の脅威」に見えるとき/「我々」と自分が一つに重なる/国と自分が融合した人は国のために命をかける/外からの脅威が暴力と平和の分かれ目

3 優越感――「我々こそ上だ」と思うとき

「好き」と「優越感」を区別する/傷つきやすい特権意識/「わが国は偉大だ」というレトリックの危うさ/アイデンティティはなくすものではなく飼いならすもの

第一章のポイント



第二章 仲間が見ているから暴走する――賞賛獲得と拒否回避

1 褒められるために攻撃する――仲間内の英雄になりたい

前提――敵と戦う戦士は賞賛されやすい/賞賛を求めて攻撃する――英雄型集団暴力/暴力を良しとする規範があるかどうかが鍵

2 嫌われないために攻撃する――仲間はずれになりたくない

「非国民」だと思われたくない/本心ではない差別の表明/中国では「日本が好き」とは言えない?/みんなが叩くから自分も叩く/ここでも規範が鍵となる/二つの集団モードを整理する

第二章のポイント



第三章 「我々」はなぜ都合のよい世界しか見えないのか――内集団中心バイアス

1 同じ情報でも「ウチ」と「ソト」では違って見える

死刑は正しいに決まっている vs. 死刑は間違いに決まっている/自己中心的ならぬ内集団中心的/さまざまな内集団中心バイアス――民族紛争、党派性から労使対立まで

2 バイアスの原因は「結論ありき」で考えるから

先にある「望ましい結論」へと向かっていく/かしこいだけじゃダメですか?/かしこさが自分の立場を守るために使われる/偏見は「やっぱりそうだ」と「あれは例外」で残り続ける

3 バイアスにブレーキをかけるには

①「どちら側の主張か」をいったん切り離す――方向づけ目標を弱める/②「これは正確か」を問いただす――正確性目標へと切り替える

第三章のポイント



第四章 なぜ左と右はわかりあえないのか――イデオロ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

O次郎

2
なぜ私たちが異なる政治思想やバックグラウンドを持つ人々を「敵」として認識してしまうかを非常にわかりやすく解説している。シュミットの友敵理論は少なくとも心理学の面から政治を捉えたら正解なのかも…と思ってしまう。しかし、本書では相手の思想や意見を正確に知り、自分の意見の正当性に常に疑問を持つことで外集団への敵意を下げることも書いており、とかく様々な情報に触れて、自分で考えながらもそれだけだとバイアスを強化するので色々な立場の人の話を聞き、異なる立場の人と対話することが大切なのだろう。いやあなかなか難しい…2026/10/25

artgrape

1
「自分一人が何かやっても社会は変わらない」と思っている人に、これを読むことを勧める。社会は突然良い方向に変わったりしないが、一人一人一人が「事実に基づいた正確性を重視」したり「差別を許さなかった」りすることで社会の雰囲気が作られ(人はどのように振る舞うべきなのかの基準が作られ)社会が変わる。一人一人の役割は大きい。襟を正す。2026/10/26

Toku

1
SNSユーザーは必読の本かもしれない。自分の敵意や攻撃的な感情・言動について、実は個人由来のものではなく、所属している集団や規範によって助長されていることを解説している。図式もあり、優しい言葉で説明されており非常に分かりやすい。2026/10/18

HOTARU

0
集団になると、仲間意識や優越感、周囲からの圧力によって、自分たちを正しいと考え、他者を敵視しやすくなる。称賛を求める心理や仲間外れを恐れる心理が攻撃を促し、同調によって敵意が集団に広がることもある。こうした心理の危うさを理解し、相手の視点から考え、自分たちの正しさを問い直すことが、争いを抑え共生を目指すうえで重要である。2026/10/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23626607
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品