ちくま新書<br> 自由民主主義とは何か

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自由民主主義とは何か

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480077318
  • NDC分類 309.1
  • Cコード C0230

出版社内容情報

個人の自由や多様性はいつでも「正しい」か?



経済格差の拡大、排外主義や権威主義の広がり、極右ポピュリズムの台頭──。西洋で生まれ、二〇世紀に日本を含め世界中に広がった自由民主主義の理念が、大きく揺らいでいる。選挙で代表を選び、法や議会の下、個人の自由や多様性を尊重するこの原理は、はたして普遍的か。リベラリズムとデモクラシーの起源から、世界大戦による破局を経て、新自由主義、代表制民主主義、フェミニズム、ケアの倫理まで。ときに矛盾を孕みながら世界を覆い、いま大きな苦境に陥る思想の系譜を問う。


【目次】

まえがき



序章 問いなおされる自由民主主義

自由民主主義の苦境/普遍的な原理か?/本書の課題と方法/グローバル・ヒストリー



Ⅰ 形成

第1章 すべては国家から始まった

1 なぜ近代西欧から始めるのか

ヨーロッパの固有性/主権という概念

2 中世的世界の解体

中世ヨーロッパの特徴/トマス・アクィナスの思想/宗教改革

3 ホッブズの主権論

ピューリタン革命とホッブズ/機械としての人間/自然状態とホッブズ問題/主権の設立/絶対王政との関係

4 現代と主権論

シュミットの主権論/現代における主権



第2章 自由主義の誕生──主権をいかに統制するか①

1 市場という秩序

自由主義の成立条件/市場の思想史的意味

2 ロックにおける国家と社会

名誉革命とロック/ロックの人間論/自然状態/政治社会の設立/法の支配と抵抗権/ロックの思想的影響

3 スミスにおける国家と市場

富と徳──一八世紀思想の文脈/商業社会と国家/市場の道徳的基礎──同感の原理

4 自由主義の成立条件

なぜ近代ヨーロッパで自由主義が成立したか/自由主義と植民地主義



第3章 民主主義の萌芽――主権をいかに統制するか②

1 公共とは何か

正統性の源泉としての人民/公共という言葉

2 ルソーの一般意志論

独学者ルソー/自然状態からの堕落/文明社会の悲惨/一般意志の形成/一般意志にもとづく共和国/覚醒のシナリオ

3 カントの共和国論

学究の徒カント/人間の普遍的尊厳/目的の国としての共和国/覚醒のシナリオ──理性の公共的使用

4 自由民主主義の誕生

情念の力か、理性の力か/自由主義と民主主義の結合



Ⅱ 危機と再生

第4章 自由主義への批判

1 一九世紀ヨーロッパの文脈

フランス革命の衝撃/工業化と都市化

2 ヘーゲルにおける市民社会と国家

ヘーゲルの思想的課題/法・道徳・倫理/家族と市民社会/自由の実現としての国家/民族と世界史

3 マルクスにおける資本主義と国家

革命家マルクス/ヘーゲルへの批判/上部構造としての国家/資本主義の矛盾/マルクス以後の展開/二一世紀の資本主義



第5章 民主主義への懐疑

内容説明

経済格差の拡大、排外主義や権威主義の広がり、極右ポピュリズムの台頭。西洋で生まれ、二〇世紀に日本を含め世界中に広がった自由民主主義の理念が、大きく揺らいでいる。選挙で代表を選び、法や議会の下、個人の自由や多様性を尊重するこの原理は、はたして普遍的か。リベラリズムとデモクラシーの起源から、世界大戦による破局を経て、新自由主義、代表制民主主義、フェミニズム、ケアの倫理まで。ときに矛盾を孕みながら世界を覆い、いま大きな苦境に陥る思想の系譜を問う。

目次

序章 問いなおされる自由民主主義
1 形成(すべては国家から始まった;自由主義の誕生―主権をいかに統制するか1;民主主義の萌芽―主権をいかに統制するか2)
2 危機と再生(自由主義への批判;民主主義への懐疑;全体主義という破局;妥協の時代)
3 分裂(新自由主義―リベラリズムの再構成1;ロールズの正義論―リベラリズムの再構成2;普遍性と差異―アイデンティティをめぐる対立;現代の民主主義論;グローバル正義論)
終章 自由民主主義のゆくえ

著者等紹介

田中拓道[タナカタクジ]
1971年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。国際基督教大学教養学部卒業。フランス社会科学高等研究院DEA課程修了。北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(法学)。北海道大学講師、新潟大学准教授などを経て現職。専門は政治理論、比較政治。主著『貧困と共和国―社会的連帯の誕生』(人文書院、社会政策学会奨励賞)、『福祉政治史―格差に抗するデモクラシー』(勁草書房、損保ジャパン日本興亜福祉財団賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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O次郎

0
流石田中拓道先生という内容。自由民主主義の歴史的発展と結びつきの過程、現代における課題まで非常にわかりやすくかった。第Ⅲ部は中公新書「現代民主主義」を思い出させる内容で、現代における民主主義思想の発展と思想的対立や格闘が分かりやすい。自由民主主義思想は西欧で発達したものであり、実際に現代で実現できているのも僅かな例外を除けば全て日英米独仏などの元帝国主義国家においてとなっている。その特殊性と責任を負うべきという議論にも考えさせられる2026/03/17

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