ちくま新書<br> 忙しい人のための美術館の歩き方

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ちくま新書
忙しい人のための美術館の歩き方

  • ちいさな美術館の学芸員
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  • 筑摩書房(2025/07発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480076977
  • NDC分類 706.9
  • Cコード C0270

出版社内容情報

人生のリズムを整える。一生モノの「気づき」がある!



好評既刊『学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話』

『学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話』(いずれも産業編集センター刊)

著者の現役学芸員=人気noteライターによる

ユーモア溢れる美術館ガイド



「美術館に行く意味って何ですか?」に全力で回答! 

タイパ志向のご時世こそ人生に至福の余白を。

センスを充電できるコツ、美術館での過ごし方の秘訣を教えます。



美術館に行きたいけど行けていないあなたへ。

忙しいあなたにこそ、至福の余白時間を美術館で過ごすことが人生に必要なのです。美術館を出た後、世界が違って見えるはずです。

時間がなくても、知識がなくても、大丈夫。

とある現役学芸員が、美術館での過ごし方のキモとコツを、最新の美術館事情とともにガイドします。

「語れる」ための鑑賞の心得も、レクチャーしますよ。

さあ、スマホから顔を上げて、出かけましょう。


【目次】

はじめに 美術館に行きたいけどなぜか行けないあなたへ



第1章 タイパの真逆にある美術館



1 「時間はあるのに行けない」はなぜ

あなたが美術館に行けない理由は本当に時間が無いから?/余暇時間は増加傾向なのに/時間があっても美術館に行かない・行けない/二極化する来館者/子育て世代と美術館のニーズは一致している/「透明化」してしまった現役世代

2 「美術=ビジネスマンに必須の教養」ブーム

「美術は役に立つ」系書籍の流行/ロジカル・シンキングの次のアート・シンキング/「すぐ分かる」系書籍で埋まる書店棚

3 コスパ・タイパの呪縛

何もしていない時間は居心地が悪い/「可処分時間」が追い立てる/タイパの真逆にある美術館/「役に立つ・立たない」の天秤/似て非なる映画鑑賞と美術鑑賞/自発的な行動、してますか?

4 余裕のある時代は美術、余裕のない時代は技術

美術が技術だった幕末、明治/一般庶民まで美術を楽しむ余裕があった江戸時代/現代日本はどちらのフェーズか

5 普段から美術館に行く人はどこが違う?

学芸員は案外動機が分かっていない



第2章 美術鑑賞の変遷



1 最近10年でヒットした展覧会を振り返る

10年間のヒット展覧会ランキング/コロナ禍ビフォーアフター/ヒット展覧会の共通項を分析してみよう/レアなものはやっぱり見たい!―「正倉院展」/消えない海外への憧れ―「オルセー」「ルーヴル」「モネ」……/定番コンテンツという王道の安定感―印象派、琳派、国宝……/大ヒットしない展覧会にも意味がある?

2 展覧会の歴史 ヨーロッパから日本へ

特権階級にのみ許されていた芸術鑑賞/展覧会の誕生はアーティストの誕生/日本初の美術館と展覧会/日本に根付いていく展覧会制度

3 日本の展覧会の黄金時代

高度経済成長期の3大ヒット展/80年代からの「美術の大衆化・日常化」/マスメディア主導のブロックバスター展/デパート展、華やかなりし頃



第3章 美術館の新たな取り組み



1 SNSによって変わる美術館の常識

SNSを有効活用した展覧会の広報/SNSも一発逆転で集客できる魔法のツールではない/シェアを前提とした写真撮影の普及/展示作品の著作権をいかに守るか/著作権法もマイナーチェンジ/撮影許可がはらむ危険性

2 美術館のデジタルシフト

オンライン鑑賞の功罪/鑑賞を一つの体験として考える/没入型展覧会の増加

3 クラウドファンディングをする美術館の苦境

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