出版社内容情報
「やらない」「できない」のは、
大人のせい!?
やる気や「できる」を増やす声のかけ方や環境の整え方を、ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』著者の児童精神科医と現役教諭が日常生活ですぐに使えるヒントを具体的にアドバイス。
【本文より】
…本書の一番の目的は、さまざまな理由で頑張れない子どもたちのやる気に少しでも繋がるように、我々大人ができることを考えていくことです。それに先立ち、やる気に繋がる3つの段階というものを仮定してみました。それが本書の軸となっている"見通し"、"目的"、"使命感"です。…
内容説明
「やる気」「できる」を増やす鍵は…。見通し(地図)→目的(ゴール)→使命感(何をしたいか)。『ケーキの切れない非行少年たち』著者が、現役教諭とともに具体的にアドバイス。
目次
第一章 子どもが“見通し”をもてるように(余計な一言を言わない;“見通し”をもたせる手立て)
第二章 子どもの“目的”を支えるために(子どもへの歪んだ見方を正す;支援者も支え合う)
第三章 やる気を“使命感”に繋げるために(子どもたちの“やる気”と言う前に、考えたいこと;学びの本質が“使命感”に繋がる)
著者等紹介
宮口幸治[ミヤグチコウジ]
児童精神科医・医学博士。立命館大学総合心理学部・大学院人間科学研究科教授。一般社団法人「日本COG‐TR学会」代表理事。臨床心理士。京都大学工学部を卒業し、建設コンサルタント会社に勤務後、神戸大学医学部を卒業。児童精神科医として精神科病院や医療少年院、女子少年院などに勤務し、2016年より立命館大学教授に就任。子どもたちの認知機能を強化させるトレーニング「コグトレ」を考案。2020年より、コグトレの普及・研究を行う「日本COG‐TR学会」を主宰し、全国で学校教員や施設等支援員らに向けて研修を行っている
田中繁富[タナカシゲトミ]
小学校教諭。鹿児島県出身。共著者の宮口氏とは大学時代の同級生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。