ちくま新書<br> リサーチ・クエスチョンとは何か?

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ちくま新書
リサーチ・クエスチョンとは何か?

  • 佐藤 郁哉【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480076564
  • NDC分類 301
  • Cコード C0230

出版社内容情報

「問い」は立てるだけで完結しない! 調査し分析する過程で、問いは磨かれ、育ち、よりよい問いへと変化を遂げるものだ。それを可能にするメソッドを解説する。

内容説明

問いを立て、調査・分析して報告する。その営みにおいて最初の関門である「問いを立てる」ことはそう簡単なものではない。それは立てれば終わりというわけではないからである。研究を進めていくなかで、当初の問いとは異なる形に問いを磨き「育てる」必要がある。そうした過程を経て、研究としてのセレンディピティが生まれるのだ。これまで語られてこなかった新しいリサーチ・クエスチョンとの向きあい方がわかる。

目次

序章 論文のペテン(詐術)から学ぶリサーチ・クエスチョンの育て方
第1章 定義する―リサーチ・クエスチョンとは何か?
第2章 問いの内容を見きわめる―何について問うのか?
第3章 問いの目的について確認する―そもそも何のために問うのか?
第4章 「ペテン」のからくりを解き明かす―なぜ、実際の調査と論文のあいだにはギャップがあるのか?
第5章 問いを絞り込む―どうすれば、より明確な答えが求められるようになるか?
第6章 枠を超えていく―もう一歩先へ進んでいくためには?

著者等紹介

佐藤郁哉[サトウイクヤ]
1955年、宮城県生まれ。77年、東京大学文学部卒業。84年、東北大学大学院博士課程中退。86年、シカゴ大学大学院修了(Ph.D.)。一橋大学大学院商学研究科教授、プリンストン大学客員研究員、オックスフォード大学客員研究員などを経て2016年より同志社大学教授。専門は経営組織論・社会調査方法論。主な著作に、『暴走族のエスノグラフィー』(新曜社、国際交通安全学会賞)、『現代演劇のフィールドワーク』(東京大学出版会、日経・経済図書文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobuko Hashimoto

23
アカデミックスキルを教えていながら常々引っかかっていた「問い・仮説・論証」を巡る問題。筋書き通りに結果を出せるようなアンケート調査系とかと違って、実際に起こった(ている)ことを解明していく調査研究って、そんな教科書通りには進まない。行きつ戻りつ、試行錯誤して、最後の最後で「これやー!」ってストーンと落としどころがわかったりすることすらある。と学生にも説明はしてきたけど、本書は、まさにそれを前提として論じられていて、我が意を得たりというか。たいへんありがたく読んだ。2024/12/10

武井 康則

8
「リサーチ・クエスチョン」とは論文中で問題点となる箇所で、?を付けた疑問文で明確にせよというのが筆者の主旨。そうすれば問題と何を解決すべきかが明確になるという。ただ、筆者の主張は、本来、政治、経済等の社会科学系の論文は、科学論文の形式では表現できないものがあるということ。例えばフィールドワークなら特殊な事例を扱うのに、科学論文の普遍、論理を見つける形式は無理だろうし、疑問を持ち、仮説を立ててそれが裏切られることもある。その裏切りが逆に新しい道を作る場合もあるということ。2025/02/08

安藤 未空

4
人に勧められて読んだ本。正直なところ、いまいちだった。この本自体は、卒論や修論を書く人向けに書かれたものらしい。ただ、社会科学系の論文を一度も書いたことがない人がこの本を読んだところで、学びが得られるのか疑問に感じた。加えて、この本を読んでもリサーチ・クエスチョンの具体的な深め方はわからない。そうすると、何度か社会科学系の論文を書いた人がこの本を読んだところで得るものがない。 このような感想が、私が社会科学系の論文を何回かしか書いたことがないことからきた頓珍漢なものだったら、申し訳ないです。ごめんなさい。2025/01/13

breathingroom

2
本書は社会調査(社会科学系の実証研究)における「リサーチ・クエスチョン」を「さまざまな段階で設定される研究上の課題や問いを疑問文形式の簡潔な文章で表現したもの」と定義し、卒論や修論で初めて調査研究を行う人向けにリサーチ・クエスチョンの立て方を解説した入門書です、が…。リサーチ・クエスチョンってそもそも何なの?と、著者が右往左往しながら調べた記録を見せられているだけで、これで初心者がリサーチ・クエスチョンを立てられるようになるとは到底思えません。指示語や図表の参照がやたら多いなど、文章も読みにくいです。2025/01/15

バーニング

2
質的調査や計量分析といった研究方法入門ではなく、その手前にあるリサーチクエスチョンメイキングと研究過程(論文政策過程)についての入門書。その点では高根『創造の方法学』に近いコンセプトだが、高根本への批判的な指摘もあり、面白く読んだ。自分が修士の頃に読みたかった!という気持ちもありつつ。2025/01/02

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