ちくま新書<br> ごみ収集の知られざる世界

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

ちくま新書
ごみ収集の知られざる世界

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月26日 03時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480076526
  • NDC分類 518.52
  • Cコード C0236

出版社内容情報

あなたが今捨てたそのごみはどう集められ、どう処理され、最終的にどこへいくか知っていますか? 自宅、会社、外出先それぞれで、実はごみの扱いも異なってくる。地域によっても特色があり、様々な工夫がなされているが、それには従事する人の頭と力が必要となる。もちろん環境や持続可能性を考えるなら、掘り下げる余地はまだまだある。自ら北へ南へ赴いて体験することで見えてきた、奥深い世界を紹介する。

内容説明

あなたが今捨てたそのごみはどう集められ、どう処理され、最終的にどこへいくか知っていますか?自宅、会社、外出先それぞれで、実はごみの扱いも異なってくる。地域によっても特色があり、様々な工夫がなされているが、それには従事する人の頭と力が必要となる。もちろん環境や持続可能性を考えるなら、掘り下げる余地はまだまだある。自ら北へ南へ赴いて体験することで見えてきた、奥深い世界を紹介する。

目次

第1章 「あなたが出したごみがどうなるか」知ってますか(清掃事業の全体像;「ごみ」はどう集められ、どう処理されているのか ほか)
第2章 ごみ収集にかかわる仕事はいろいろありすぎる(ごみ収集作業員は先生にもなる;女性だけの収集チームもある ほか)
第3章 ごみと地域は表裏一体(北の大地、雪の中でのごみ収集;ごみ収集で考えた多文化共生 ほか)
第4章 一緒に考えるごみと持続可能性(最終処分場を意識したごみ減量;どうすれば水平リサイクルができるのか)
第5章 これからのごみの話をしよう(知られざる事業系廃棄物の収集の実態;清掃事業におけるDX;不測の事態へいかに対応するか)

著者等紹介

藤井誠一郎[フジイセイイチロウ]
1970年生まれ。同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程修了。博士(政策科学)。同志社大学総合政策科学研究科嘱託講師、大東文化大学法学部准教授などを経て現在、立教大学コミュニティ福祉学部准教授。専門は地方自治、行政学、行政苦情救済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

90
インバウンドで日本に来た外国人は日本の街はキレイと言っているのを聞いたりするが、その影では収集や分別に携わっている人たちがいるからこそだと思う。1970から80年代々は、日本はタバコ全盛期だったので、吸い殻も道端にたくさん落ちていたし、ガムの噛んだ後もかなり多かった。その代わり今度は燃えないゴミがすごく増加している。そして気になるのがこれからの社会。若い人が減少する中で果たしてごみ収集をしてくれる人がいるかどうか。おそらくゴミの有料化は免れない。インフラを維持できるか日本。図書館本 2025/03/06

けんとまん1007

66
ごみ収集を一つのテーマとして、社会を、人の在り様を考える。そもそも「ごみ」とはから、考えた。分別し、町内のゴミ・ステーションに出す。回収され、焼却され、灰が活用される・・ことは、知識として持っている。自販機等も含め、自分なりには気を付けている。しかし、そこに関わる人たちや機関の努力は、なかなか想像するのは難しい。また、そういう人たちへの、謂れなき評価は、考えさせられる。ますます、細分化され、目の前のことしか見えにくくなり、それに慣れつつあることも多い。「エッセンシャル・ワーカー」は死語になったのだろうか。2025/02/02

よっち

32
捨てたごみはどう集められ、処理され最終的にどこへいくのか。研究する著者が自ら北へ南へ赴いて体験することで見えてきた、奥深い世界を紹介する1冊。自宅・会社・外出先それぞれでごみの扱いも異なり、地域によっても違うごみ処理。清掃事業の全体像から、どう集められ処理されるのか。清掃者や現場で起こっていること、委託が増えている中でビジネスとしてみたごみ収集、北海道や愛知県豊田市、神田の具体的な地域や祭りの後のごみといった事例を紹介する一方、最終処分場や多文化共生といった課題や進化も掘り下げられていて興味深かったです。2024/10/30

おせきはん

30
ごみ収集の実情が、体験も踏まえて解説されています。気づかないところで工夫されている、ごみ収集作業の奥深さを垣間見ることができました。ごみの適切な処理、分別、減量化に今まで以上に取り組むとともに、ごみ収集に関わる方々に感謝の気持ちを持たねば、と思いました。2025/03/14

Eric

22
ごみ収集の現場にどっぷり浸かった研究者である著者が、労働環境の厳しさや業界構造、行政のあり方などについて述べていく。雪の中でのごみ収集、ネズミ対策、最終処分場など、ごみ収集にまつわる様々なトピックに言及。毎日のごみ分別がいかに大事かがよくわかる。一方で、分別が完璧になされるのも難しいはずで、日本も欧米のように分別を前提としないシステムにする術は無いのかちょっと気になる。清掃差別は簡単に無くならないと思うが、衛生環境を守るために日々努力している清掃員が蔑まれるのは悲しいことで、啓蒙活動を続ける必要がある。2025/01/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22151360
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品