ちくま新書<br> 中学受験の落とし穴―受験する前に知っておきたいこと

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

ちくま新書
中学受験の落とし穴―受験する前に知っておきたいこと

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年08月09日 07時31分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480076281
  • NDC分類 376.8
  • Cコード C0237

出版社内容情報

高学歴親がハマりやすい! 発達脳科学の視点から語る、受験を意識したらまず読むべき本。一生涯の幸せを保障する“頑丈な脳”は家庭生活でしか育めない。

内容説明

高学歴親はわが子の将来を心配して、脳の発達の順序や成熟度を無視した早すぎる塾通いから中学受験を考えがちだ。しかし、合格しても決裂する親子関係、入学後も続く苛烈な競争に疲弊する子ども…将来の幸せどころか目の前のトラブルを抱える事例が続出している。一生涯の幸せのために重要なのは、家庭生活でしか育めない“頑丈な脳”を作ること。発達脳科学の視点から、受験を考える前に知っておくべきことをアドバイス。

目次

第1章 受験で壊れる子どもたち(受験で失敗しても人生終わりじゃない;「失敗」をどう捉えるか ほか)
第2章 脳の育ちには順番がある(小学生の子どもの脳の発達段階;勉強は、机の上だけじゃない ほか)
第3章 家庭でしかできない脳育て(学びは日常生活に溢れている;宿題をやらせるのは親の仕事ではありません ほか)
第4章 子育てのゴールはどこにあるか(思春期の反抗期は「こころの脳」が育った証;子どもとの会話はロジックで攻めよう ほか)
終章 中学受験の「成功」「ざんねん」のリアル―(対談)中曽根陽子氏に聞く(中学受験というレール;公立中高一貫校の闇 ほか)

著者等紹介

成田奈緒子[ナリタナオコ]
小児科医・医学博士・公認心理師。文教大学教育学部教授。子育て支援事業「子育て科学アクシス」代表。1987年神戸大学卒業後、米国ワシントン大学医学部や筑波大学基礎医学系で分子生物学・発生学・解剖学・脳科学の研究を行う。臨床医、研究者としての活動も続けながら、医療、心理、教育、福祉を融合した新しい子育て理論を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coldsurgeon

6
中学事件だけではないが、小学校6年間に子供は、心身両面で急速に成長する。その成長を促し助けることも、知らぬ間にあらぬ方向へ捻じ曲げてしまうのも、親次第だということだろう。中学受験はあくまで一つの手段であって、目的は子供の健やかな成長だ。健やかさを損なうような深夜までの勉強漬けや、家族時間を損なう生活は、よくないようだ。爺はあまり口出さず、ただ孫たちが疲れ、心が荒んでいるようならば、抱きしめてやろう。2024/06/23

K7☆

4
うちも中学受験を考えて通塾しています。 本人には嫌になったらいつでも辞めていいと伝えています。改めて本人の意思を尊重しなければと思いました。2025/03/18

TOMTOM

4
サブタイトルにあるように『受験する前に知っておきたいこと』なのですが、小さなお子さんがいる方も必読かと思います。筆者は決して中学受験そのものを否定はしていません。たけれど子どもの成長に合わせて養われる力を考えたときに、中学受験をするための塾通いや過度な持ち帰り課題なので生活リズム―早寝早起き、おなかがすいたらご飯を食べる、といった体の成長が横にさておきとなり、その土台が作られないことは問題であると。受験は子どものものなのに、親が中心となる中学受験に警鐘を鳴らす一著だと思いました。2024/07/03

ハード160

3
参考になりました。自分も息子を中受させるか悩んでますが、その悩みに答えてくれています。小学校から勉強漬けって抵抗があって。。。自分は高校から私立受験校ですが、それを追随させるのが正解かもわからないので。楽しく拝見しましたが、著者の娘さんが私立中で成功している自慢は少し鼻につきました(笑)2025/03/17

Book shelf

3
子どもがお受験したいと言い出した。周りが受けるから自分も受けたいといってる感はあるけれども、そこを問うと行きたいところが本当にあるようで(無理矢理理由をつくったと考えられなくもないw)。睡眠時間を削ってまで勉強しないのであれば受けたらということにした。むしろ落ちても地元に行けばいいしという態度でいたら、著者の考えと共通することがあって驚いた。どうせ死ぬまで勉強は付きまとう。学生時代で終わりということではない。たった数年の無理によって勉強嫌いになることの方がこの先困る。2024/09/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21958581
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品