ちくま新書<br> 東京タワーとテレビ草創期の物語―映画黄金期に現れた伝説的ドラマ

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ちくま新書
東京タワーとテレビ草創期の物語―映画黄金期に現れた伝説的ドラマ

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075895
  • NDC分類 778.8
  • Cコード C0274

出版社内容情報

「史上最大の電波塔」が誕生し、映画産業を追い越そうとした時代――東京タワーと歴史的作品『マンモスタワー』をめぐる若きテレビ産業の奮闘を描き出す。

内容説明

東京のシンボルとして親しまれ、数多くの映画やドラマ作品に映し出されてきた東京タワー。本書は、東京タワーが登場する現存最古のテレビドラマ『マンモスタワー』をめぐる若きテレビ産業の奮闘に迫る。この番組が放送された一九五八年は、映画産業が観客数の最高を記録した絶頂期である一方で、東京タワーが「史上最大の電波塔」として竣工した年でもあった。映像メディアの主役が映画からテレビへと転換していく時代において、その緊張関係を象徴する『マンモスタワー』のユニークな魅力を気鋭のメディア研究者が描き出す。

目次

序章 東京タワーと映像メディア
第1部 テレビ時代の到来(東京タワーの建設とその背景;テレビ時代を導いた人、正力松太郎;初期テレビドラマの困難と成長;映画とテレビの競合)
第2部 『マンモスタワー』の制作・内容(ドラマ誕生の背景;映画会社にはびこる因襲と矛盾―『マンモスタワー』考(一)
テレビという怪物―『マンモスタワー』考(二))
終章 変わりゆく映画、テレビ、そして東京タワー

著者等紹介

北浦寛之[キタウラヒロユキ]
1980年生まれ。開智国際大学国際教養学部准教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は映画学、メディア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そうたそ

9
★★★☆☆ 東京タワーと当時の歴史的ドラマだという「マンモスタワー」という作品を軸に、テレビ草創期の業界の奮闘を語り尽くす一作。肝心の「マンモスタワー」というドラマは、今では容易に見ることができない作品らしく、恐らく知らない人の方が多い作品だろう。その分、作品についての解説はしっかりされている。知らないながらにも、何となく興味を持って読める内容ではあった。ただ、当時のテレビ業界のエピソードをうまく解説してまとめた、というよりは、長めのコラムを読んだかのような内容ではあった。2023/12/13

takao

2
ふむ2023/12/26

Asaya

1
前半は東京タワーが出来るまで、後半は当時テレビで作られた「マンモスタワー」というドラマを通して、イケイケのテレビ業界と押されまくってあえぐ映画業界の対立構造の物語。どちらかというと前田久吉を中心とした前半の東京タワーが出来るまでの話の方が面白かったかな。後半のテレビVS映画を読むと栄枯盛衰、おごれるものは久しからずなのだなと改めて思う。今はテレビ業界が同じ目にあってるわけで…2024/02/26

tkm66

0
大変わかりやすい。2023/12/08

チビ独

0
テレビが始まった頃のドラマ(生放送ドラマ)「マンモスタワー」についての解説本といったらいいのか。でもその前提となる当時のテレビと映画の状況が分からないと、ドラマの面白さも伝わらないので、そのへんの説明に半分ほどを費やしている。いろいろなエピソードも盛り沢山で、読み物としてはとても面白いのだが、焦点が絞られていない印象になる。2023/12/06

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