出版社内容情報
経済学の全体像を実践的に理解できる、最強の入門書を完全アップデート! 金融政策の変遷、世界経済、キーワード索引を増補。ビジネスパーソンの学び直しにも!
内容説明
毎日の経済ニュースの捉え方や見方を高校生が理解できるように、経済学の考え方を徹底的に分かりやすく解説します。需要と供給、市場メカニズム、金利、格差、効率と公平、景気、物価、GDP、人口減少と経済成長、インフレ、金融政策、税金と財政、社会保障、円高と円安、比較優位、貿易と世界経済…ポイントやキーワードを押さえながら、経済学の全体像を一気につかみましょう。ビジネスパーソンや大学生など、高校生以外の学びなおしにもピッタリの最高の入門書。
目次
序章 経済学を学ぶ前に
第1章 需要と供給の決まり方
第2章 市場メカニズムの魅力
第3章 なぜ政府が必要なのか
第4章 経済全体の動きをつかむ
第5章 お金の回り方を探る
第6章 税金と財政のあり方を考える
第7章 世界に目を向ける
著者等紹介
小塩隆士[オシオタカシ]
1960年京都府生まれ。83年東京大学教養学部卒業。2002年大阪大学博士(国際公共政策)。経済企画庁(現内閣府)等を経て、現在、一橋大学経済研究所教授。主な著書に、『再分配の厚生分析』(日本評論社、日経・経済図書文化賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三井剛一
20
高校生向けとあって薄く広く、ミクロ・マクロ経済、海外貿易についてわかりやすくまとまっていた。索引がついてるのも便利。効率性と公平性のバランスをどのようにとるかが経済学の軸。三面等価の原則は、学び直しが必要。今後の経済学の学びで、辞書がわりに何度も読み返すだろう一冊だった。2024/06/05
三井剛一
18
本書は、偏りなく中立で、わかりやすく、コンパクトにまとまっている良書。恥ずかしながら銀行預金が国債になっているのに、びっくり。日銀、銀行、国民のやりとりが少し見えてきた。金融緩和により低金利から円安が進む流れが、よくわかった。これから経済を考える上での自分の土台となる一冊。2024/11/17
Humbaba
2
その事象に対して完全な情報を持っていれば、その値段は適切な価格に落ち着く。一般的なものであれば完全、あるいは完全とはいえないまでも十分に多くの情報が手に入るため適切な判断が可能となる。一方でそれほど多くの人がかかわってこない問題や、めったに遭遇しないものへの対処となると、情報は完全ではなくなる。その場合には価格は適切なものになるとは限らず、市場は正常に動作しなくなってしまう。2024/08/06
takao
2
ふむ2024/06/10
源次/びめいだー
1
ためになりました。2024/12/12
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