ちくま新書<br> 世界を動かした名演説

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ちくま新書
世界を動かした名演説

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075857
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0231

出版社内容情報

そのとき歴史が動いた。時代を揺さぶった言葉とは。現代史に残る15本の演説を世界情勢、表現の妙とともに読み解く。知っておきたい珠玉の名言と時代の記録。

内容説明

名演説とは時代や歴史、社会問題や政治運動を色濃く記録したサムネール(縮図)だ!武器にもなり癒しにもなる言葉の力とは。チャーチルの第2次世界大戦の戦況を逆転させた演説から、ドイツ発史上最強の謝罪演説、ゼレンスキーの戦時下演説まで。冷戦、戦争責任、グローバルサウス、人種差別、宗教戦争、コロナ禍そしてウクライナ戦争。現代史と世界情勢の要点を、話術のコツと合わせて総覧し、歴史に残る名言を味わい尽くす。

目次

第1部 抗戦と平和(ウィンストン・チャーチル「我々は戦う。岸辺で、上陸地点で、野原で、街路で、丘で」1940年6月4日;ウォロディミル・ゼレンスキー「ウクライナに栄光あれ」2022年3月8日/同12月21日;ジョン・F・ケネディ「Ich bin ein Berliner(私はベルリン市民です)」1963年6月26日
ロナルド・レーガン「この壁を壊してください!」1987年6月12日
リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー「過去に目を閉ざす者は現在にも目をつぶることになる」1985年5月8日
ジャワハルラール・ネルー「世界で何が起ころうとも、どちらにも属さない」1955年4月18日
〓小平「今、3つの世界がある」1974年4月10日
昭和天皇「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び」1945年8月15日
安倍晋三「希望の同盟へ」2015年4月29日)
第2部 迫害と希望(マーチン・ルーサー・キング「I have a dream(私には夢がある)」1963年8月28日
マルコムX「The Ballot or the Bullet(投票か弾丸か)」1964年4月12日
ネルソン・マンデラ「死ぬ覚悟はできている」1964年4月20日)
第3部 課題に立ち向かう(マララ・ユスフザイ「一人の子ども、一人の先生、一本のペンそして一冊の本が世界を変える」2013年7月12日;ジャシンダ・アーダーン「私たちが信じている国になるために」2019年3月29日;アンゲラ・メルケル「親愛なる市民の皆様へ」2020年3月18日)

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職後、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授ほか、現在9つの大学で教鞭を執る

ハーラン,パトリック[ハーラン,パトリック] [Harlan,Patrick]
1970年生まれ。米国コロラド州出身。芸人、東京工業大学非常勤講師、流通経済大学客員教授。93年ハーバード大学比較宗教学部卒業。同年来日。97年吉田眞氏とお笑いコンビ「パックンマックン」を結成。「報道1930」「めざまし8」など報道・情報番組にも多数出演。2012年より池上彰氏の推薦で東工大の非常勤講師に。コミュニケーションと国際関係についての講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

40
近代史のプロと英語スピーチのプロのなかなか贅沢なコラボ。かの「耐え難きを耐え忍び難きを忍び…」は戦時中の国民のことではなくこれからの自身(昭和天皇)の在り方を決意として言い表したものだったんだ、というのが新鮮な驚き。各章末に演説の全文(一部省略)が掲載されている。2024/02/16

遊々亭おさる

18
チャーチルやゼレンスキーは負け戦の中で国民の闘志に火を付け、ケネディとレーガンはベルリンの壁を壊す道筋を作り、ヴァイツゼッカーは謝罪でドイツのイメージ回復を果たした。上手い演説は時に剣より強力な結果をもたらす。エトス(信頼)パトス(情熱)ロゴス(論理)で会場の聴衆やテレビ・ラジオの前にいる人々の心を掴み共通の目的に向けての行動を促す。剛の男性の演説と柔の女性の演説。アーダーンとメルケルはコロナ禍で弱者に対する感謝と思いやりを語った。一方その頃、我が国のリーダーは心地好さそうな場所でペットと戯れていたとさ。2023/12/04

ドラマチックガス

16
「世界を動かした」名演説についてパックンと池上さんが語り合う。こういうのってタイトルだけになりがちだけれど、この2人は必ず「世界をどう動かしたか」に言及しており勉強になった。演説の背景・情勢・ウンチクが半分、演説自体の解釈・テクニックが半分。特にテクニックの部分が、あまり意識していなかっただけに面白かった。一方で、スピーチライターが書いた政治家の演説には、やはりもやもや感が。聞きたいのは演説よりも、「あなたが何を考えているか」なんだけどな。2023/12/13

mintia

14
パックンの見識の深さに脱帽した。英語によるスピーチに関しては、ネイティブで教養のあるパックンの解説は分かりやすかった。2023/12/05

Tomonori Yonezawa

4
市立Lib▼''23.10/10 㐧1刷▼3部281頁、抗戦と平和、迫害と希望、課題に立ち向かう▼各部のテーマに沿った、世界・歴史に影響を与えた名演説を解説。その演説はいつどんな場面で誰に対して行われた演説なのか、何故その演説が優れているのか?訳ではよく分からない原語の技法等を二人が褒めまくる本。▼途中でギブアップした。著者の片方は嫌いなのだが、最初は買ってもいいかなと思えた。しかし、二人に思想に依るところで、載ってる演説や漏れた政治家をディスる部分が鼻について読み続けるのが嫌になった。▼もったいない本。2024/03/23

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