ちくま新書<br> 古代史講義―海外交流篇

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古代史講義―海外交流篇

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075819
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0221

出版社内容情報

邪馬台国・倭の五王時代から、平安時代の鴻臚館交易まで、対外交流のなかから日本という国が立ち現れてくる様を、最新の研究状況を紹介しながら明らかにする。



 邪馬台国、倭の五王の時代から平安時代の鴻臚館交易にいたるまでの時代を追って、日本列島と中国の隋・唐や高句麗・百済・新羅・加耶など半島諸国、さらに渤海といった東アジアとの多面的な海外交流の実情を解説。諸地域との間に起きた政治的事件や文化交流をテーマとした十五講で最新の研究状況を紹介しながら、時代背景としての列島古代の国際的環境の実像を明らかにする。東アジア的視野から海外交流・国際関係をとらえ直し、グローバルな歴史像を展開する新しい古代史。

内容説明

邪馬台国、倭の五王の時代から平安時代の鴻臚館交易にいたるまでの時代を追って、日本列島と中国の隋・唐や高句麗・百済・新羅・加耶など半島諸国、さらに渤海といった東アジアとの多面的な海外交流の実情を解説。諸地域との間に起きた政治的事件や文化交流をテーマとした十五講で最新の研究状況を紹介しながら、時代背景としての列島古代の国際的環境の実像を明らかにする。東アジア的視野から海外交流・国際関係をとらえ直し、グローバルな歴史像を展開する新しい古代史。

目次

第1講 「魏志倭人伝」と邪馬台国
第2講 倭の五王とワカタケル大王
第3講 筑紫君磐井と東アジア
第4講 加耶と倭
第5講 百済と倭
第6講 高句麗と倭・日本
第7講 新羅と倭・日本
第8講 仏教の伝来と飛鳥寺創建
第9講 遣隋使と倭
第10講 白村江の戦いと倭
第11講 渡来人と列島の社会
第12講 奈良時代の遣唐使
第13講 鑑真の渡日
第14講 渤海と日本
第15講 鴻臚館と交易

著者等紹介

佐藤信[サトウマコト]
1952年生まれ。東京大学名誉教授。横浜市歴史博物館館長、くまもと文学・歴史館館長。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとうしん

12
読みどころは日本と百済、新羅、高句麗など朝鮮半島の諸国との関係や渡来人に関する章だろうか。(個人的に日中関係についてはある程度知識を有しているという事情もあるが……)日本と新羅の関係は、両国が対立しつつも自国中心の国際秩序を形成するうえで互いに互いを必要としていたというのは、著者は現在の日韓関係になぞらえているが、日中関係の方が当たっているような気もする。その他の章では鑑真の章が存外に面白く、鑑真の専著を読んでみたくなった。2023/09/09

(k・o・n)b

6
弥生時代〜平安時代まで、15のトピックで古代日本の海外交流を扱う一冊。森公章「倭の五王とワカタケル大王」:つい最近読んだ河内春人『倭の五王』と比べると、こちらが所謂通説に近い説なのだろう。こっちを先に読めばよかった…。佐藤信「筑紫君磐井と東アジア」:磐井はある程度ヤマト王権に従属しながらも対外的に自立性を有し、「磐井の乱」を国家に対する反乱ではなく、国家形成以前の大王と王の戦争と捉え直す。こういう視点の転換は面白い。三上喜孝「百済と倭」:稲荷山鉄剣と百済の6世紀の木簡に共通する文字が人名に使われており、→2025/05/12

fseigojp

6
渤海までの交流が詳述 2023/10/28

takao

3
ふむ2024/05/15

眉毛ごもら

3
久しぶりの新刊。海外交流についてである。邪馬台国の記録から鴻臚館まで。古代の基本的な外交関係については網羅されてるので最新研究知りたい時にちょうどいい。参考文献も多いので困ったときに助かりそう。邪馬台国に関してはタイムマシンの完成を待つしか無いね!という諦観。ひみつのヒミコちゃん。そして我が国含め近隣各国バチバチしてた。最新研究では伽耶(任那)への影響力がだいぶ小さめになってたり。渤海については謎すぎて気になるので間接ではない史料でてこないかなと思いつつ場所が場所なので出てこないだろうなという悲しみ……。2023/09/27

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