ちくま新書<br> 大還暦―人生に年齢の「壁」はない

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ちくま新書
大還暦―人生に年齢の「壁」はない

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075796
  • NDC分類 113
  • Cコード C0214

出版社内容情報

「120歳(大還暦)まで生きるかもしれない」時代にどう生きて、どう死んでいくのか。宗教学者である著者が、最期まで充実して楽しく過ごす秘訣を考える。



 人間は、どうやら一二〇歳(大還暦)まで生きることができるらしい――そんな時代に長い老後をどう生きて、どう死んでいくのか。それを考える上で、「宗教」は役に立つのか。宗教学者としての著者が、日本人の死に方、生き方、宗教の衰退について、そして、最期まで充実して楽しく過ごすにはどうしたらいいかを考える。秘訣は「怒らない」「超然とする」「自分にとって切実な、学ぶテーマを見つける」!  

内容説明

人間は、どうやら一二〇歳(大還暦)まで生きることができるらしい―そんな時代に長い老後をどう生きて、どう死んでいくのか。それを考える上で、「宗教」は役に立つのか。宗教学者の著者が、日本人の死に方、生き方、宗教の衰退について、そして、最期まで充実して楽しく過ごすにはどうしたらいいかを考える。秘訣は「怒らない」「超然とする」「自分にとって切実な、学ぶテーマを見つける」!

目次

第1章 根本から死生観が変わった
第2章 誰もが仏になれる
第3章 「墓ブーム」は終わった
第4章 葬式は、要らない
第5章 誰もが知らない自分の死に方
第6章 「大還暦」という大目標
第7章 超然として「こころの出家」を果たす
第8章 腹が立つのは私たちが無知だからではないのか
第9章 学ぶことの楽しさは格別
第10章 どうやって学ぶのか

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京生まれ。宗教学者、作家。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任し、現在は東京女子大学非常勤講師。現代における日本、世界の宗教現象を幅広くテーマとし、盛んに著述活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデキ

47
大還暦、どんな意味だろうと思って読みました。 ヒトの死と長くなった寿命が、どんな人生をみんなにもたらすかを考えさせてくれました。 60歳の還暦を2回過ごせて大還暦だそうです。 人間の限界と言われる120歳が、出てきてもおかしくない長寿社会でもう一回新しいことに挑戦する それを思わせてもらえる本でした。 何をしましょうかね2023/09/30

ユーユーテイン

7
「回向」「追善供養」についての考えが最も印象に残った。人生50年時代、亡くなった人が現世で徳を積めなかった無念を思い、生者が代わりに徳を積んであの世に送るという考え方である。人生120年と言われる現代、人は長生きして自分で十分に徳を積める。そんな時代には宗教観も死生観も過去とは変わって当然だと思った。筆者はこれからの生き方として、学ぶテーマを見つけて長い時間かけて取り組むことを勧める。人生120年時代には皆が「人生は短く、芸術は長い」を実感し、互いを尊重するようになっていくのだろう。2023/10/22

ひーじー

5
3.5/5 大還暦とは還暦の倍、120歳のこと。いくら寿命が延びてもそこまで生きるとは思えないのですが、ともかく本書ではそんな長命を見据えての心構えを説いています。面白いのは、話を成仏や墓の話題から始めて、よりよい死とは何か、そのためによりよく生きるとは何かと話をさかのぼらせていくこと。ちょうど仏教の十二因縁が老死からスタートして、最後に無明にたどり着くのと同じ手法。そのあたりは大変面白く読んだのですが、最後の生き方のヒントが、ずっと続けられる生きがいを持とうというありふれたモノだったのが少々残念でした。2023/10/25

coldsurgeon

4
大還暦とは、2週目の還暦ということであり、120歳ということになる。それを目指して、生活を見直し、心を出家させ、超然とした気持ちで高齢期を過ごそうと提案している。認知症にならずに長生きできればいいけれど。2023/10/04

たっちゃん

3
死を迎える時まで、充実して生きるコツとして、 「怒らない」「超然とする」「自分にとって切実な学ぶテーマを見つける」と述べているが、学ぶことには共感する。2023/12/09

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