ちくま新書<br> 問いを問う―哲学入門講義

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ちくま新書
問いを問う―哲学入門講義

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  • サイズ 新書判/ページ数 336p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075734
  • NDC分類 100
  • Cコード C0210

出版社内容情報

哲学とは、問いの意味そのものを問いなおし、自ら視点の転換をくり返す思考の技法だ。四つの根本的問題を素材に、自分の頭で深く、粘り強く考えるやり方を示す。



 哲学とは、昔の人の考えや言葉を知って、理解することではない。哲学上の根本問題に自ら立ち向かうことでしか、哲学はできないのだ。「私たちの心を超えた世界を知ることはできるか?」「他者の心を知ることはできるか?」「心と脳の関係はどのようなものか?」「死んだら無になるのか?」――本書では、この四つの問題を素材に、哲学の核心へと一気にいざなう。問いの意味そのものを問いなおすこと。相対立する議論のやり取りを、自分ひとりで視点を転換させながら行うこと。深く、粘り強く、哲学的に考えるやり方を追体験できる教科書。 

内容説明

哲学とは、昔の人の考えや言葉を知って、理解することではない。哲学上の根本問題に自ら立ち向かうことでしか、哲学はできないのだ。「私たちの心を超えた世界を知ることはできるか?」「他者の心を知ることはできるか?」「心と脳の関係はどのようなものか?」「死んだら無になるのか?」―本書では、この四つの問題を素材に、哲学の核心へと一気にいざなう。問いの意味そのものを問いなおすこと。相対立する議論のやり取りを、自分ひとりで視点を転換させながら行うこと。深く、粘り強く、哲学的に考えるやり方を追体験できる教科書。

目次

第1章 哲学の問いへの序走
第2章 どのようにして私たちは何かを知るのか?
第3章 どのようにして私たちは他者の心を知るのか?
第4章 心と脳の関係とはどのような問題か?
第5章 死んだら無になるのか、それとも何かが残るのか?
付録 国語入試問題と哲学の交錯

著者等紹介

入不二基義[イリフジモトヨシ]
1958年生まれ。東京大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程単位取得。専攻は哲学。山口大学助教授をへて、現在、青山学院大学教育人間科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ころこ

44
入門とサブタイトルにある通り、学部の一般教養に相当するとのことだが、騙されて痛い目に合う。1度目はざっくりと第4章まで読んだが見失い、2度目は熟読したがシンドかった。導入があり、表向き第2章、第3章が認識論で第4章、第5章が存在論という構成だ。ネーゲルをテキストに使っているように分析哲学(英米)なので文化的な話題に欠けていて、無味乾燥さが余計に難解さを増幅させている様な感覚を持つだろう。冒頭や巻末に倫理、数学、現代文を使って表向き教育的な配慮を行っている風を装う一方で、前提なく断定的な価値(意味)の判断が2023/10/04

はとむぎ

15
哲学とはどこまでも深く考えること。他者の認識は、それまでの他者の経験によって生まれるものであり、究極的には我は認識不可能。 それをわかっていないから、あの人はわかってないなどと言うような訳のわからない認識が生まれる。2024/02/12

羊山羊

10
読了したけどさっぱりわからなかった。2024/11/10

Ryosuke Kojika

7
何やらわからないものを、「問い」によってわからなさがわかるようになる?正直、現在の私では理解できなかった。わからないものは「わからないね」と立ち止まらないようにしている。その立ち止まらなさが私の切実さと比例していて、大体で立ち止まっていないということはそういうこと。上下に思索するというよりは、前方?(本当に?)へ歩を進めたいと願望的に生きている。だから、死についてはエピクロス派なのだと思う。それを納得しようとしているが納得できていない訳で。その納得できなさを留保することでたまに立ち止まる。それで良いか。2024/03/14

袖崎いたる

6
哲学だ。しびれるほどに。くたびれるので一気読みはできそうもない。入不二さんの思考ラインはあまり肌に合わないのか、ひたりつきにくいものがある。それでもインストールしたい思考じゃ。しかしよくもまぁこんなに考えたものよ。すばらしいぞい。著者の哲学随想本からの文章が付録になっているのだけど、それも良かった。この人にとっての「外部なき反復」と、それをあらしむる「(全体から)局所への墜落」は作家性というか特徴的なものを感じる。ぜひインストールしたいアイデア。2024/04/22

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