ちくま新書<br> 思想史講義 明治篇〈1〉

個数:
電子版価格
¥935
  • 電書あり

ちくま新書
思想史講義 明治篇〈1〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 05時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 336p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075147
  • NDC分類 309.021
  • Cコード C0210

出版社内容情報

文明開化の実態はいかなるものだったのか。富国強兵は本当に言われていたのか。最新の研究成果により明治前半の諸思想を徹底検証。従来の明治時代像を刷新する。

 四巻シリーズによる近代日本思想史の起点となる本書では、明治維新をめぐるさまざまな思想を考察する。文明開化は単なる「西洋化」だったのか。富国強兵は本当に維新当初からスローガンだったのか。最新の実証的研究に基づく16のテーマと8本のコラムにより、諸思想を掘り下げて検討。多彩な論点で歴史を行きつ戻りつたどることによって、思想史の力を引き出し、従来の単線的な明治維新像を刷新する。過去を考える意味とおもしろさがわかる、これまでにない明治維新思想史入門。

内容説明

四巻シリーズによる近代日本思想史の起点となる本書では、明治維新をめぐるさまざまな思想を考察する。文明開化は単なる「西洋化」だったのか。富国強兵は本当に維新当初からスローガンだったのか。最新の実証的研究に基づく16のテーマと8本のコラムにより、諸思想を掘り下げて検討。多彩な論点で歴史を行きつ戻りつたどることで、思想史の力を引き出し、従来の単線的な明治維新像を刷新する。過去を考える意味とおもしろさがわかる、これまでにない明治維新思想史入門。

目次

王政復古
祭政一致
公議
修史
万国公法
征韓と脱亜
自由民権
政論
群県と封建
富国強兵〔ほか〕

著者等紹介

山口輝臣[ヤマグチテルオミ]
1970年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学大学院博士課程修了。専門は日本近代史

福家崇洋[フケタカヒロ]
1977年生まれ。京都大学人文科学研究所准教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。専門は近現代日本の社会運動史、思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バルジ

4
これまでの〇〇史講義シリーズの中で最も重厚。明治維新という近世と近代の激変期を「思想」という切り口から現代を考える上でのヒントを与えてくれる。各章刺激に満ちて大変面白いが、個人的には「王政復古」「公議」「自治」「衛生」「元気」の論考がお気に入り。明治維新の思想的基盤は何も西洋の衝撃で生み出されたものではなく、これらの刺激からむしろ風習の中に「概念」を発見する。そしてその概念は欧米の学問的知見と融合し、日本の「かたち」に合う概念へと昇華する。本書はそうした思想における「相互作用」を存分に楽しませてくれる2023/03/29

Suzuki Koichiro

1
読書メーターのアルゴリズムに文句あり。「思想史講義」と打ち込んでも大正篇はヒットするが、本書はヒットせず、『明治史講義』など、全く関係ない書籍が大量にヒットする。ISBNを打ち込んでようやくヒットしたが、この仕様は非常に不便である。2022/11/17

つじー

0
思想というよりも、一風変わった切り口で明治時代を解説した本と僕はとらえた。新たな発見もちらほらあっておすすめ。僕は「王政復古」、「本願寺」、「衛生」あたりの分野が非常に興味深く楽しく読めた。「神武天皇時代がどんな時代かなんて誰も知らないんだから、西洋文明取り入れても問題なし!!!神武に復古や!」って論理で改革進めていったの死ぬほど笑ったし、東西本願寺の法主が明治初期には天皇に並ぶほどのカリスマ性を持っていたことにはおどろいた。浄土真宗強い。2023/02/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20220155
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。