ちくま新書<br> 海の東南アジア史―港市・女性・外来者

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ちくま新書
海の東南アジア史―港市・女性・外来者

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480074782
  • NDC分類 223
  • Cコード C0222

出版社内容情報

ヨーロッパ、中国、日本などから人々が来訪し、交易や植民地支配を行った東南アジア海域。女性や華人などを通して東西世界がつながった、その近現代史を紹介。

内容説明

近世から現代まで、ヨーロッパ諸国、中国、日本などから外来者が多く訪れ、交易をし、また植民地支配を行った東南アジア。そこでは、人喰いの風聞を広める人、現地人女性、ヨーロッパ人と現地人の間の子孫、華人などさまざまな存在が、外の世界と現地の間に介在していた。その様相を見ると、いかに多様な人々が各地に存在し、複雑な関係を持っていたか、各地の国民国家形成に影響を与えたかがよくわかる。主に東南アジア海域を舞台に、前近代と近現代、西と東をつなげる画期的な一冊。

目次

第1章 近世東南アジアの港市―多様なネットワーク(東南アジアの自然環境と人々;東西海洋交易活動と多様な来訪者;港市の社会統合と王権の強化;東南アジアの「人喰い」風聞と地域秩序)
第2章 外来者と現地人女性(東南アジアの女性と商業活動;外来商人と現地人女性;近世東南アジアにおける日本人の活動;植民地支配者と現地人女性)
第3章 近世後期の東南アジア社会―現地人首長とヨーロッパ勢力(清朝の隆盛と東南アジアの経済活動の活性化;社会統合と女性;海峡植民地と海賊;植民地支配と現地人有力者)
第4章 植民地支配の拡大と外来系住民(東南アジアにおける植民地勢力の拡大;植民地体制下の東南アジア社会の変容;植民地支配体制の確立と仲介役の変容;東インドのユーラシアンとニャイ)
第5章 新たな内と外の構築と国民国家(植民地体制下における諸集団の統合と分化;原住民と非原住民との結婚;日本占領期東南アジアの社会変容;国民統合への道程)

著者等紹介

弘末雅士[ヒロスエマサシ]
1952年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科東洋史学専攻修士課程修了、オーストラリア国立大学大学院博士課程修了(Ph.D)。立教大学名誉教授、公益財団法人東洋文庫研究員。専門は、東南アジア海域史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

14
近世以降の東南アジア史を扱った内容だが、本書の面白いところは「ニャイ」と呼ばれる現地妻に着目した点。現代だといかがわしい香りもするが、近世東南アジアの港市国家にとって、外来者と現地住民を媒介する女性やその間に生まれた混血児たちは非常に重要な存在であり、社会的にも高い地位にいたことが示される。ただ近代以降の民族主義の勃興や独立運動の激化により、こうした女性や混血児は、植民地時代の犠牲者として周縁に追いやられ、マイノリティとなってしまう。「女性」「交易」「民族主義」とさまざまな視点が交錯する興味深い一冊。2022/05/28

マンデリン

1
副題にある女性と外来者を縦軸に、インドネシアに重点を置きつつ東南アジアの近世から近現代を叙述する。ニャイという外来者の現地妻の社会的意義が変容していく様子に着目し、東南アジア社会の歴史を鮮やかに浮かび上がらせます。前近代の東南アジアが概して人口の少ない地域であったこと、19世紀初めまでジャワ島の諸王家がオランダのジャワ支配を受け入れていたこと、近世バタヴィア(ジャカルタ)に到来したヨーロッパ人の約半数が到着後半年以内に死亡しているという恐ろしい死亡率の高さなどが印象に残っています。2022/06/27

たぬき

0
草原 チベット 東南アジア 人口稀薄 インド 中国 人口濃厚 この十字人口分布が 19世紀に 草原 チベット 人口稀薄 インド 東南アジア 中国 人口濃厚 このフレームに変換2022/08/14

我門隆星

0
お題目は良い。が、当然のように「ロウムシャ」問題・アチェの問題、ベトナム戦争と肝心の「ラオタイハン」女性問題も一切合切、ほとんど素通りである。読み始めて「視点がぼやけるのでは」と感じたが、その印象は読後も何ら変わることがない。これならば、中公新書『物語~の歴史』シリーズのうち東南アジア各国個別の書籍を片っ端から読んでいったほうが、より一層「身につく(気がする)」と考えられるが、いかがか。

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