出版社内容情報
日本の集団主義の起源は、米づくりにあった。日本人を知り尽くすバラカン氏とヨーロッパで活躍する実業家・塚谷氏が、日本独特の文化を縦横無尽に語り合う。
内容説明
自分の意見を強く主張しない日本人の引っ込み思案な性格は、外国人には理解しがたい。ヨーロッパでビジネスを長年展開してきた塚谷氏は、その理由の説明をヨーロッパで繰り返し求められるうちに、ヨーロッパの麦作農家を訪れて驚いた。土も水路も、何もかもが日本と違う。日本の集団主義は、世界にも稀な高度労働集約で行われる稲作にこそ起源があると気づいたのだ。半世紀近く日本に暮らし日本人を知り尽くすバラカン氏と、日本文化の面白さや特殊性を縦横無尽に語り合う。
目次
第1章 日本人ビジネスマンが感じたヨーロッパ社会
第2章 バラカンが戸惑った日本と日本人
第3章 日本とヨーロッパに横たわる誤解
第4章 日本人はなぜコメを主食に選んだのか
第5章 日本人のアイデンティティを形成した稲作文化
第6章 グローバル化の中で日本人はどこへ行くのか
著者等紹介
塚谷泰生[ツカタニヤスオ]
1957年埼玉県生まれ。明治大学農学部卒業。日商岩井(現、双日)に入社。デンマークの日商岩井北欧会社取締役を経て、退社後オランダで日本食品流通・製造会社を設立。現在は、機械、食品全般の輸出入、食品製造のコンサル業務を手掛ける。日本/東京商工会議所等で講演多数。福岡大学非常勤講師
バラカン,ピーター[バラカン,ピーター] [Barakan,Peter]
1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年音楽出版社で著作権関係の仕事に就くため来日。現在はフリーランスのブロードキャスターとして幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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jinya tate
たろーたん
風鈴
金北山の麓に生まれ育って
ご〜ちゃん