ちくま新書<br> ふしぎな日本人―外国人に理解されないのはなぜか

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ちくま新書
ふしぎな日本人―外国人に理解されないのはなぜか

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480074577
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0295

出版社内容情報

日本の集団主義の起源は、米づくりにあった。日本人を知り尽くすバラカン氏とヨーロッパで活躍する実業家・塚谷氏が、日本独特の文化を縦横無尽に語り合う。

内容説明

自分の意見を強く主張しない日本人の引っ込み思案な性格は、外国人には理解しがたい。ヨーロッパでビジネスを長年展開してきた塚谷氏は、その理由の説明をヨーロッパで繰り返し求められるうちに、ヨーロッパの麦作農家を訪れて驚いた。土も水路も、何もかもが日本と違う。日本の集団主義は、世界にも稀な高度労働集約で行われる稲作にこそ起源があると気づいたのだ。半世紀近く日本に暮らし日本人を知り尽くすバラカン氏と、日本文化の面白さや特殊性を縦横無尽に語り合う。

目次

第1章 日本人ビジネスマンが感じたヨーロッパ社会
第2章 バラカンが戸惑った日本と日本人
第3章 日本とヨーロッパに横たわる誤解
第4章 日本人はなぜコメを主食に選んだのか
第5章 日本人のアイデンティティを形成した稲作文化
第6章 グローバル化の中で日本人はどこへ行くのか

著者等紹介

塚谷泰生[ツカタニヤスオ]
1957年埼玉県生まれ。明治大学農学部卒業。日商岩井(現、双日)に入社。デンマークの日商岩井北欧会社取締役を経て、退社後オランダで日本食品流通・製造会社を設立。現在は、機械、食品全般の輸出入、食品製造のコンサル業務を手掛ける。日本/東京商工会議所等で講演多数。福岡大学非常勤講師

バラカン,ピーター[バラカン,ピーター] [Barakan,Peter]
1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年音楽出版社で著作権関係の仕事に就くため来日。現在はフリーランスのブロードキャスターとして幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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jinya tate

8
図書館電子書籍。日本の米作りは特殊だ。個人や家族を単位とする農業を日本は集団的に行う。本来、熱帯・亜熱帯で三期作できる米を、高緯度の日本で年に一度だけ栽培する。集約的な作業なので個人の勝手は許されない。江戸時代から培われてきたその気質は、外国人には理解し難い。2023/01/13

たろーたん

5
最も驚いたのは「答えがノーであっても交渉が終わらない」。日本の感覚だと「ノー」と言われたら契約交渉は終わりと思うのだが、ヨーロッパだと「ならもうちょっと条件を緩めよう」や「どういった条件ならイエスになるのか」などと交渉が続き、「ハイ、おしまい」にならないらしい。この感覚は私にはないな。あと、警察や裁判が身近で最後の手段とならず、不満があると割と簡単に訴えるらしい。あと、笑ったのが「日本の社会には空気というものが存在していて、それによって物事が決まるんだ」「デンマークにだって空気はあるよ」。2023/03/10

風鈴

3
日本人について色々語り合う本。海外に赴任した日本人と日本にきたイギリス人が語り合うので、面白いですね。海外ミステリを読んでる時の愉しさを思い出しました。そういえば、矢吹駆シリーズもフランスが舞台だし、ちょうど良かったのかも。キリスト教の東西に別れた話なんかも知りたくなりますね。東方正教会とかカトリック、プロテスタント等々…2022/12/04

金北山の麓に生まれ育って

2
【日本人論だと思って読んじゃいけません】ピーターバラカンというマージナルマンで強烈なスパイスを振りかけた変形の日本人ビジネスマン成功談なんです、海外での起業で外人とのコミニケションの苦労と成功談が生々しく面白いんです。稲作が日本人の思考方法と社会的な無意識を決定した、というよくある説を農学部卒の視点でジャポニカ種と他で比較文化論に展開してるだけだとか、武士道とは農民道の変形だなんて変形したただの二番煎じだとか言っても意味がないのです、そこそこ的を得てるなぁぐらいで十分。要するに海外ビジネス本の一種ですよ~2022/04/30

ご〜ちゃん

1
大学時代は、自分とそれほど変わらない同級生が就職し、違う職業に就いたら、考え方や行動様式が変わっていた経験を踏まえると、日本人の特徴が手間かけてコメを作っていて、集団で行わざるを得ないところから、来ているという考え方も一理あると思った。2022/07/08

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