出版社内容情報
魚が鏡を見て、体についた寄生虫をとろうとする!? 「魚の自己意識」に取り組む世界で唯一の研究室が、動物の賢さをめぐる常識をひっくり返す!
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「魚が鏡を見て、自分の体についた寄生虫を取り除こうとする」。そんな研究が世界を驚かせた。それまで、鏡に映る像が自分であると理解する能力は、ヒトを含む類人猿、イルカ、ゾウ、カササギでしか確認されていなかった。それが、脊椎動物のなかでもっとも「アホ」だと思われてきた魚類にも可能だというのだ。実は、脳研究の分野でも、魚の脳はヒトの脳と同じ構造をしていることが明らかになってきている。「魚の自己意識」に取り組む世界で唯一の研究室が、動物の賢さをめぐる常識をひっくり返す!
内容説明
「魚が鏡を見て、自分の体について寄生虫を取り除こうとする」。そんな研究が世界を驚かせた。それまで、鏡に映る像が自分であると理解する能力は、ヒトを含む類人猿、イルカ、ゾウ、カササギでしか確認されていなかった。それが、脊椎動物のなかでもっとも「アホ」だと思われてきた魚類にも可能だというのだ。実は、脳研究の分野でも、魚の脳はヒトの脳と同じ構造をしていることが明らかになってきている。「魚の自己意識」に取り組む世界で唯一の研究室が、動物の賢さをめぐる常識をひっくり返す!
目次
第1章 魚の脳は原始的ではなかった
第2章 魚も顔で個体を認識する
第3章 鏡像自己認知研究の歴史
第4章 魚類ではじめて成功した鏡像自己認知実験
第5章 論文発表後の世界の反響
第6章 魚とヒトはいかに自己鏡像を認識するか?
第7章 魚類の鏡像自己認知からの今後の展望
著者等紹介
幸田正典[コウダマサノリ]
1957年生まれ。1985年京都大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学。理学博士。専攻は行動生態学、動物生態学、動物社会学、比較認知科学。アフリカのタンガニイカ湖の魚や珊瑚礁魚などを主な対象に、行動、生態、社会、認知を研究する。大阪市立大学大学院理学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
えみ
けんとまん1007
Arisaku_0225
寝落ち6段