ちくま新書<br> 魚にも自分がわかる―動物認知研究の最先端

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ちくま新書
魚にも自分がわかる―動物認知研究の最先端

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  • サイズ 新書判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480074324
  • NDC分類 487.51
  • Cコード C0245

出版社内容情報

魚が鏡を見て、体についた寄生虫をとろうとする!? 「魚の自己意識」に取り組む世界で唯一の研究室が、動物の賢さをめぐる常識をひっくり返す!

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「魚が鏡を見て、自分の体についた寄生虫を取り除こうとする」。そんな研究が世界を驚かせた。それまで、鏡に映る像が自分であると理解する能力は、ヒトを含む類人猿、イルカ、ゾウ、カササギでしか確認されていなかった。それが、脊椎動物のなかでもっとも「アホ」だと思われてきた魚類にも可能だというのだ。実は、脳研究の分野でも、魚の脳はヒトの脳と同じ構造をしていることが明らかになってきている。「魚の自己意識」に取り組む世界で唯一の研究室が、動物の賢さをめぐる常識をひっくり返す!

内容説明

「魚が鏡を見て、自分の体について寄生虫を取り除こうとする」。そんな研究が世界を驚かせた。それまで、鏡に映る像が自分であると理解する能力は、ヒトを含む類人猿、イルカ、ゾウ、カササギでしか確認されていなかった。それが、脊椎動物のなかでもっとも「アホ」だと思われてきた魚類にも可能だというのだ。実は、脳研究の分野でも、魚の脳はヒトの脳と同じ構造をしていることが明らかになってきている。「魚の自己意識」に取り組む世界で唯一の研究室が、動物の賢さをめぐる常識をひっくり返す!

目次

第1章 魚の脳は原始的ではなかった
第2章 魚も顔で個体を認識する
第3章 鏡像自己認知研究の歴史
第4章 魚類ではじめて成功した鏡像自己認知実験
第5章 論文発表後の世界の反響
第6章 魚とヒトはいかに自己鏡像を認識するか?
第7章 魚類の鏡像自己認知からの今後の展望

著者等紹介

幸田正典[コウダマサノリ]
1957年生まれ。1985年京都大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学。理学博士。専攻は行動生態学、動物生態学、動物社会学、比較認知科学。アフリカのタンガニイカ湖の魚や珊瑚礁魚などを主な対象に、行動、生態、社会、認知を研究する。大阪市立大学大学院理学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

99
著者が魚の自己認識を欧州の学会で発表した際、批判が集中した。まるでガリレオのように、それでも魚は自分がわかるのだ。従来西洋哲学の前提であった人間中心主義は崩れつつある。魚の脳にも大脳皮質があり、脳神経は12本あることが証明され、顔認識により個体認識が可能であることがわかってきた。10年程前まで痛みさえわからないとされてきたが隔世の感である。2019年論文発表後の世界の反響から、魚の自己認識というデカルト以来の内省的自己認識とこころの存在は、3.8億年前から連綿と継承されてきたものという新たな常識を提示→2021/12/11

えみ

67
嘘!?信じられない…というか信じたくない。この本に書かれていることが本当ならば、魚という生物に対する概念が覆される!目から鱗の研究、度肝を抜く結果。魚はヒトとほぼ同じ過程を辿り、鏡像自己認知を行っているという。自己認知…正直本能だけで、知能などほぼないと思っていた。それがまさかヒトと同じで、鏡を見て「これは自分だ」という事が理解できるなんて。しかも他の個体さえ顔認識しているという。そうなると自然によく会う顔、隣人さんなんかも分かっているという衝撃。英国がイカやタコに感覚があると発表した事くらい衝撃だった。2022/02/06

けんとまん1007

63
面白くて面白くて、頁をめくる手が止まらない。自分を認識できるのは、魚にもいるということ。と、言う言い方も正しくなくて、研究はまだまだこれから続くのだ。長い間の定説を覆すのは、並大抵のことではないし、ましてや、自分を認識するのは・・・という、人間を特別な存在とする歴史がある。いかに、疑問を持ち、観察し仮説をたて、実験結果をどう解釈するか。これによって、出てくる結論も違ってくる。幸田先生から目が離せない!2022/01/24

Arisaku_0225

26
この本の帯には「動物の賢さの常識をくつがえすすごい研究」と紹介されているが、その帯に恥じぬ、本当に「すごい」内容だった。ダーウィンの進化論のが哲学や宗教といった人文科学にも影響を与える(反対にダーウィンは「人口論」などの社会思想にも影響を受けていたらしい)のと同様に、人間の動物観をガラッと変わるその瞬間にいるようで大変ワクワクした。研究内容もまるで教科書のお手本のような明快なもので、大仰な研究機材を使っている訳でもないのにこんなに楽しめたのはきっと著者の書き方が上手いためだろうか。2023/02/08

寝落ち6段

19
小魚が鏡に映った自分を自分だと認識することができる!と明らかになった。人間は確かに知能は高等であるが、決して高等で別格な生物ではない。人間は、空を飛べないし、毒も持っていない、ただ知能と器用さと投擲力の高い生物に過ぎない。人間を至高の高等生物とする生物学界の常識を打破したのは、純粋な「探究心」である。生物の脳の奥深さと、常識がこれからも覆るかもしれないというわくわく感があって、とても面白い本だった。2023/06/25

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