出版社内容情報
セウォル号事件、巨大デモ、日韓関係の悪化、文在寅政権下の分断……2014~19年、何が起こり、人びとは何を考えていたのか? 現地からの貴重なレポート。
内容説明
セウォル号事件、朴槿恵退陣を求める巨大デモ、悪化する日韓関係、文在寅政権下の分断…そのとき、韓国では何が起こっていたのか?人びとは何を思い、考えていたのか?二〇一四~二〇年はじめまでに起こった出来事のほか、過度の競争を強いる教育制度、軍隊生活や不動産階級社会の実際、日韓をつなぐ人や物など、さまざまな物事を現地から報告する。メディアにはあらわれない韓国の人々の本音、日々のつぶやきを聞き取り、思考するための一冊。
目次
第1章 不信―セウォル号事件2014~15(船長や船員は何故さっさと逃げたのか;「まさに韓国的」なのか、「日本も同じ」なのか ほか)
第2章 政変―政治参加する人びと2016~17(朴大統領への巨大な怒り、しかし謎は残る;朴疑惑、メディアは前から知っていた? ほか)
第3章 歓喜から混乱へ―文政権のジレンマ2018~20(前政権を清算する新政権―「日韓慰安婦合意」の誠実な履行のために;なんと検察から!韓国の#Me Too―緊張する政界財界マスコミ業界 ほか)
第4章 韓国の教育現場から―日韓どちらが生きづらい?(韓国の学校で学ぶ、日本人の子供たち;教科書の中の「慰安婦問題」 ほか)
第5章 旅、友だち、それぞれの日韓(松山ではヘイトスピーチがありますか?―ある「親日派」の息子;韓流観光の教訓―「寒流」とキーセン観光 ほか)
著者等紹介
伊東順子[イトウジュンコ]
編集・翻訳業。愛知県生まれ。1990年に訪韓。翻訳・編集プロダクション運営。2017年に「韓国を語らい・味わい・楽しむ雑誌『中くらいの友だち―韓くに手帖』」(皓星社)を創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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