ちくま新書<br> 南スーダンに平和をつくる―「オールジャパン」の国際貢献

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ちくま新書
南スーダンに平和をつくる―「オールジャパン」の国際貢献

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480071972
  • NDC分類 329.39
  • Cコード C0231

出版社内容情報

半世紀にわたる内戦を経て2011年に独立した南スーダン。前駐在大使が平和構築支援の最前線での経験と葛藤を伝える貴重な証言。2011年に独立した新興国南スーダン。その平和構築の現場では何が起こり必要とされているのか。前駐在大使が支援の最前線での経験と葛藤を伝える貴重な証言。

紀谷 昌彦[キヤ マサヒコ]
著・文・その他

内容説明

半世紀にわたる内戦を経て二〇一一年に独立し、世界で最も新しい国連加盟国となった南スーダン。日本は国連PKOへの自衛隊派遣、JICA、国際機関との連携やNGOによる支援等、様々な形で平和構築に貢献してきた。政府と反政府勢力の衝突、現地の人々との草の根の交流。その現場では一体何が起こり、何が必要とされているのか。二〇一五年から二〇一七年まで駐南スーダン大使を務めた著者が、支援の最前線での経験と葛藤を伝える貴重な証言。

目次

第1章 南スーダン問題の構造―現場の視点から
第2章 政治プロセス―国内と国際社会の取り組みの双方を後押し
第3章 国連PKO―自衛隊のインパクト
第4章 開発支援―JICAが支えた国づくり
第5章 人道支援―国際機関と連携したリーダーシップ
第6章 NGO支援―現地NGOと連携した展開
第7章 危機管理―平和構築支援の安全確保

著者等紹介

紀谷昌彦[キヤマサヒコ]
1964年函館市生まれ。前駐南スーダン大使。東京大学法学部卒業後、1987年外務省入省。ケンブリッジ大学歴史学部国際関係論修士号及び同大学法学部国際法修士号取得。在ナイジェリア日本国大使館、防衛庁防衛局、外務省欧亜局・大臣官房・経済局、在米国日本国大使館一等書記官、在バングラデシュ日本国大使館参事官、外務省総合外交政策局国際平和協力室長、同国連企画調整課長、防衛省地方協力局提供施設課長、在ベルギー日本国大使館公使を経て、2015年から2017年まで駐南スーダン大使。現在、外務省中東アフリカ局アフリカ部・国際協力参事官、アフリカ開発会議(TICAD)担当大使、NGO担当大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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s-kozy

49
2015年4月から2017年月までの2年半、南スーダンに日本国大使として駐在していた著者による書。新たな国が平和で安定した国となるような支援と言っても一筋縄ではいかないんだなぁ。その切り口は国連平和維持活動(PKO)だけではなく、政治プロセスへの関与、開発支援、人道支援、人材育成支援、NGO支援、危機管理等、多岐にわたる。大使もフットワーク軽く動き回らなければその務めは果たせないのではないか。日本が世界の平和のために何ができるのか、及ばずながら自分なりに考えていきたい。2020/02/08

みこ

16
「家康、江戸を建てる」みたいだが著者が南スーダン大使ということも知らずにその志の高さを伺わせるタイトルに惹かれて即購入。 自衛隊ばかりでなく様々な形で日本や諸外国が一つの国の平和と未来のために関わっていることを知ることができ読んでよかったと思わせる一冊。とりあえず南スーダンの蜂蜜をトーストに塗って食べたくなった。同時に日報問題ばかり取り上げて現地の実情を殆ど報道しないマスコミにやや辟易してしまう。(著者は治安の問題上致し方ないとは言うけれど) 事件は永田町で起こっているんじゃない。現場で起きている。2019/03/06

スプリント

13
自衛隊の派遣問題でゆれた南スーダンですが、PKO以外にも日本による南スーダンの平和維持のための様々な活動が行われていることを知ることができました。2019/02/09

まさ公

7
大使の仕事ぶりが垣間見れて面白かった。国や団体が入り混じって、いろいろな思惑で動いている中での仕事はやりがいもあるだろうけれど、うっとうしいことも多そう。2019/05/30

La Principita

5
南スーダンにおける日本政府、JICA、NGOなどの活動が紹介される。欧米に比べ、予算に制限がある中、本当に発展につながる、もしくは国民に資する援助に取り組むのは素晴らしいが、一方で「大いに感謝された」「高い評価を聞くことができた」などの表現が続き、自画自賛の感も。発言力が高く、外交術に長ける欧米諸国+中国と並んで、正当に評価され、将来につながる存在感を示せているのか。日本の取り組みを俯瞰するためにも、他国の支援状況なども織り交ぜて欲しかった。2019/05/22

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