ちくま新書<br> 生産性とは何か―日本経済の活力を問いなおす

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ちくま新書
生産性とは何か―日本経済の活力を問いなおす

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480071897
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

出版社内容情報

日本経済の再生には、生産性向上が必要だ。誤解されがちな「生産性」の概念を経済学の観点から捉えなおし、その向上策を論じる。停滞にあえぐ日本経済の再生には、生産性向上が必要だ。誤解されがちな「生産性」概念を経済学の観点から捉えなおし、その向上策を詳細なデータと共に論じる。

宮川 努[ミヤガワ ツトム]
著・文・その他/企画・原案

内容説明

バブル崩壊後、日本経済が停滞を脱することができないのは、生産性向上をなおざりにしたからである。アベノミクスでも成長戦略は後回しにされ、日本は世界から取り残された。誤解されがちな「生産性」概念を経済学の観点から捉えなおし、その上で、市場の新陳代謝、既存企業による開発や多角化、経営能力の向上など、生産性向上策について最新のデータをもとに論じる。日本経済が活力を取り戻すための新たな方策を提言する。

目次

序章 生産性はなぜ注目されるようになったのか
第1章 生産性の概念と日本経済
第2章 経済学における「生産性」
第3章 生産性を向上させる要因は何か
第4章 企業レベルの生産性向上
第5章 政府は生産性向上のために何ができるのか
第6章 日本経済が長期停滞を脱するには―アベノミクスを超えて

著者等紹介

宮川努[ミヤガワツトム]
1956年生まれ。学習院大学教授。東京大学経済学部卒業。一橋大学博士(経済学)。専門はマクロ経済学、国際マクロ経済学、日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Francis

17
最近になってようやく社会に浸透するようになった経済学上の用語「生産性」を日本経済の沈滞要因としてとらえ、どのようにすべきかを考察する。IT技術が十分に使われていない、不良債権処理、リーマンショック対策による「ゾンビ企業」の生き残り、海外に比べて起業が少ない、生産性の高い海外の企業が日本市場に参入できない、などが生産性が低迷する理由として挙げられている。そして観光やスポーツを生産性が向上している分野として取り上げ、他の産業でも生産性を挙げる取り組みをすべきことを説く。2018/12/12

速読おやじ

12
生産性の高い貿易財産業が海外に移転し、低い生産性の非貿易財産業が国内に残るという現象が起きているかも。労働生産性が上昇していると思ったら、実は雇用の低下の影響が大きかったりする。生産性を上げる一つのヒントとしては、広義の無形資産投資がカギだという。研究開発投資だけではなく人材育成や組織改革なども含まれていて、特に日本は人材育成投資が少ないらしい。日本で生産性が最近高くなっているものの例として、メダル数が昨今急増した実績のあるスポーツ、インバウンド需要が目覚ましい観光業など。これらに学ぶことは多い。2020/01/28

syuu0822

8
最近ニュースなどでやたらと耳にする「生産性の低い日本」というフレーズ。では生産性とは一体何ぞやと思い手に取った本。生産性という概念の定義から、企業・政府レベルで生産性を上げるにはどうすればよいか、日本は何に失敗したのかが書かれています。途中まではよかったのですが、最終章での今後の日本の展望で、何故スポーツを持ち出してきたのかが謎。そこ以外はいい本だったと思います。2022/12/19

sk

8
曖昧に使われている生産性という概念を経済学的にきちんと定義し、日本の生産性向上へ向けた処方箋を提示する。2018/12/27

紫の煙

5
生産性という概念を、マクロ経済、企業レベル、政府のやるべき事から論じたもの。個人の働き方レベルでは無い。欧米、アジア諸国との生産性の差が顕著になってきたのは最近の話であって、昔から低いのでは無い。人材を始めとする無形資産への投資、労働市場の改革、規制緩和が必要とわかる。2019/01/14

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