出版社内容情報
脳は一個の細胞を出発点としてどのように出来上がったのか。30週、20年、10億年の各視点から壮大なメカニズムを追う!
内容説明
私たちの脳は、たった1個の受精卵という細胞から、どのように出来上がったのだろう。本書は、四次元でダイナミックに生まれていく脳のドラマを解説する初の入門書である。神経組織やニューロンが作られ、脳の枠組みが出来上がる「発生」ステージ、ニューロンが突起を伸ばし繋ぎ合わされて大人の脳に成熟していく「発達」ステージ、地球史・生物史の視点からヒトの脳へ至る道筋をたどる「進化」ステージ―以上三部構成で、30週、20年、10億年の各スケールに立ち、脳という小宇宙が形作られる壮大なメカニズムを追う!
目次
1 脳の「発生」―胎児期(30週)(脳を構成する細胞の世界;はじまりは「管」;脳の区画の成立 ほか)
2 脳の「発達」―出生から成人まで(20年)(脳の配線はどのようにつくられるか;ニューロンの生存競争;生後の脳の発達 ほか)
3 脳の「進化」―地球スケール(10億年)(神経系の誕生;脳の進化を分子レベルで考える;脊椎動物の脳 ほか)
著者等紹介
大隅典子[オオスミノリコ]
東北大学大学院医学系研究科教授、東北大学大学院医学系研究科附属創生応用医学研究センター長。1985年東京医科歯科大学歯学部卒業、1989年同大学院歯学研究科修了、博士(歯学)。東京医科歯科大学歯学部助手、国立精神・神経センター(当時)神経研究所室長を経て、現職。専門は脊椎動物の神経発生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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