ちくま新書<br> 日本の人類学

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日本の人類学

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480071002
  • NDC分類 469
  • Cコード C0245

出版社内容情報

人類はどこから来たのか? ヒトはなぜユニークなのか? 東大の分子人類学と京大の霊長類学を代表する二大巨頭が、日本の人類学の歩みと未来を語り尽くす。

内容説明

遺伝子研究を導入して人類の進化をたどってきた東大の人類学と、独自の霊長類研究を展開してきた京大の霊長類学。日本の人類学は、彼らの切磋琢磨によって世界をリードしてきた。東大分子人類学の泰斗である尾本恵市と、京大霊長類学を代表する研究者である山極寿一が、人類学のこれまでの歩みと未来を語り尽くす。人類はどこからやってきたのか。ヒトはなぜユニークなのか。ユニークさゆえに生じる人間社会の問題とはなにか。新しい人類学を求める視点から鋭く論じる。

目次

第1章 人類学の現在
第2章 東大人類学と京大霊長類学
第3章 最新研究で見る人類の歩み
第4章 ゴリラからヒトを、狩猟採集民から現代文明を見る
第5章 ヒトはなぜユニークなのか
終章 これからの人類学

著者等紹介

山極寿一[ヤマギワジュイチ]
1952年、東京生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学、理学博士。日本モンキーセンター、京都大学霊長類研究所、京都大学大学院理学研究科等を経て、2014年より京都大学総長。人類学と霊長類学を専門とし、ゴリラから人類や文明の起源を探る

尾本恵市[オモトケイイチ]
1933年、東京生まれ。東京大学文学部・理学部を卒業し、東京大学大学院理学研究科博士課程中退。Ph.D(ミュンヘン大学)、理学博士(東京大学)。東京大学理学部教授、国際日本文化研究センター教授などを歴任し、アイヌやフィリピンのネグリトの起源の研究で世界的成果を挙げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

12
山極氏の方は何冊か読んでいるけど、尾本氏の方を読んでいない状態でこの本を読むのは失敗だったかな。2018/08/21

Book shelf

2
日本を代表する人類学者 2人が対談形式によって人類学の現状と未来を語る。人類学は今、文系的文化人類学と理系的自然人類学に大きく二分されているが、元々は一つだった。細分化され、交流の少なさを問題視する。互いの経験や思いをぶつける内容で、学問としての人類学というよりは、ざっくばらんに日本の人類学の歩みと現状を知ることができる。2023/09/27

乱読家 護る会支持!

2
東大の人類学の先生と京大の霊長類学の先生の対談。日本の人類学的には歴史的対談らしいのですが、、、学の無いワシにはわからん。。。 記憶に残った箇所は、、、 ゴリラのペニスは、伸びても4センチ。チンパンジーは、ヒトより大きな睾丸を持つ。挿入して6秒で射精するが、何度でもやれる。よって、チンパンジーのメスはオーガズムを知らない(と思う)。1000回交尾をしてようやく妊娠。オランウータンの交尾の時間は平均10分。2018/06/05

pepe

2
功なり名を成した霊長類学者と分子人類学者による人類学の思い出と将来への期待の放談いったところか。東大と京大の学問風土の対比は一般にはやや近づきがたく、エリート教育という発言も違和感がある。高名な先生との飲み屋での雑談が教室よりも勉強になったという経験がでてくるが、飲めない人類からすれば苦痛以外の何ものでもない。2018/05/21

すうさん

2
東大と京大の人類学についての歩んできた歴史や専門性を語りながら、人類学の将来について探る。「人類学が一体何の役に立つのか」という問いに、「DNAから人権まで」探ることで人の生きる道に役立つという。生物学的、科学的な学問から心理学的、哲学的な分野への知の統合である。アリストテレスの時代は学問が今ほど分化されていなかったゆえに、知の総合力があった。現代は分化されていることで高度化専門家しているが、連携や融合がなく人類全体や生物規模、地球規模での議論がされにくい。将来ここに道開くのが人類学なのかもしれない。2018/04/14

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