ちくま新書<br> 江戸東京の聖地を歩く

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ちくま新書
江戸東京の聖地を歩く

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480069511
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0221

出版社内容情報

歴史と文化が聖地を生み出してきた江戸東京。神社仏閣から慰霊碑、墓、塔、スカイツリーまで、気鋭の宗教学者が聖地を自在に訪ね歩く。

岡本 亮輔[オカモト リョウスケ]

内容説明

江戸東京ほど多種多様な聖地が数多く累積している都市は世界にも類を見ない。江戸以来の歴史と世界最大規模の人口ゆえに、文化的密度が高く、そこで作られる物語も重層的で、伝播が速く、そして強い。その強度が聖地を生み出し続けているのだ。寺社をはじめ記念碑・慰霊碑、銅像、墓地、山や塚、木や石、塔・タワーなど、よく知られた聖地から、忘れられた聖地まで―新進気鋭の宗教学者が江戸東京の歴史と物語を、記録と記憶の深みから掘り起こし、その魅力をあまねく紹介する。

目次

はじめに 物語都市・江戸東京の魅力
序章 流動する聖地
第1章 アニミズムの聖地―世界的大都市における自然崇拝
第2章 ビルのはざまの聖地
第3章 重なり合う聖地―江戸・帝都・東京の多層性
第4章 慰霊と追悼の聖地
第5章 流行神の聖地
第6章 フィクションが作り出す聖地
第7章 塔と聖地
終章 物語の強度が生み出す聖地

著者等紹介

岡本亮輔[オカモトリョウスケ]
1979年東京生まれ。立命館大学文学部哲学科卒業、筑波大学大学院人文社会科学研究科修了。博士(文学)。現在、北海道大学メディア・コミュニケーション研究院准教授。専門は宗教学、観光社会学。著書『聖地と祈りの宗教社会学』(春風社)2012年、日本宗教学会賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

60
場所は物語を孕み、物語を孕んだ場所は聖地となる。というわけで東京の物語を孕んだ場所を巡る一冊。地理には拘らず、テーマごとに聖地を選んでいる為、思いもよらないような繋がりがあって面白い。東京の中のアニミズムとか、江戸との時間的連続性、慰霊と追悼とか流行神とか章立ても豊富で、読んでいて興味の湧かない部分が無いほど。お岩稲荷の由来とか露伴と五重塔とか文学関係も多く、その点でも楽しむ事が出来た。都会故に消え去るのが早いものも多いのだろうけど、今現在まで残るものはやはり確固とした物語を持ったものが多いのであるな。2017/07/19

ピンガペンギン

11
図書館。2017年刊行。東京の東側中心に聖地論から考える本で、読みやすい。最近読んだ漫画で彰義隊のことが出ていたので、そこから読んだ。上野戦争は1868年7月4日のこと。円通寺の仏磨和尚が斬首覚悟で彰義隊士の供養をした。また、神前結婚式は100年位の歴史で、当時は費用が安く1時間で終わるという事で好意的に受け入れられてひろまった。P204東京大神宮の現在のパワースポット化は、当時最新流行だった神前結婚式の流行と重なる現象。2023/06/24

bvbo

3
聖地と呼ばれる場所には物語がある。時代によっても色々変わるものねえ。街歩きの参考に。2018/08/14

本命@ふまにたす

2
東京に点在する「聖地」について、物語聖地論の立場から論じる。理論的な考察はあまり前面にでてくることはないが、多数の「聖地」が紹介されていて、実際に訪問するきっかけにもなりそうな一冊。2022/11/02

onepei

2
聖地となった理由やきっかけが興味深い2020/06/03

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