ちくま新書<br> 江戸の都市力―地形と経済で読みとく

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ちくま新書
江戸の都市力―地形と経済で読みとく

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480069245
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0221

出版社内容情報

天下普請、参勤交代、水運網整備、地理的利点、火事の効用……地形と経済の観点を中心に、未曾有の大都市「江戸」発展の秘密に迫る!

鈴木 浩三[スズキ コウゾウ]

内容説明

繁栄を誇った未曾有の大都市「江戸」は、どのように造られ、どのようにして人々の暮しを支えていたのか。自然地形を活かして、都市の骨格や、万全の防衛体制が定まったのが江戸の姿であった。天下普請によるインフラ整備や参勤交代などはヒト・モノ・カネの流れを生み出し、水運網の整備は全国の結びつきを強めた。家康が造ったこの町は、そうして経済を刺激し続け、エネルギッシュな大都市へと発展したのだ。本書は、江戸の歴史を地理、経済、土木、社会問題など多視点から見ていくことにより、その本質、発展の秘密に迫る一冊である。

目次

第1章 家康以前
第2章 百万都市への道―自然地形を活かした防衛都市
第3章 成長の時代―城下町建設と貨幣経済
第4章 幕府の体制固め―水運網と支配システム
第5章 都市の管理システム―自治と市場のメカニズム
第6章 都市問題とセーフティネット

著者等紹介

鈴木浩三[スズキコウゾウ]
1960年東京生まれ。中央大学法学部卒。筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業科学専攻修了。博士(経営学)。経済史家。主に経済・経営の視点から近世を研究している。2007年に日本管理会計学会「論文賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kk

17
図書館本。中世以来の江戸の土地柄を概観した上、家康入府以降のこの街の開発・発展について、都市インフラというハード面だけでなく、政治制度や商慣習、物流や金融の発達、更には住民組織や同業団体の整備いったソフト面にも注目。そして両者の絡み合いの中に大江戸発展の鍵を見出そうとする試み。江戸の街のいろんな横顔が一つの方向性に収斂していく様子を垣間見るような心持ち。火事や祭りの経済的・社会的なインプリケーションへの考察などにも大いに興味を唆られました。2023/07/07

onepei

3
小説などのヒント(背景)になりそうな話がたくさんあった。2017/02/21

失速男

3
江戸時代の江戸という都市の急激な発展、貨幣経済の浸透。江戸東京は400年以上常に発展を続け、今に至る。2016/12/01

こ~じぃ。。

2
徳川幕府って貧困対策もやってたんだ…2017/03/14

Kenji Ogawa

2
霞ヶ関あたりまで日比谷入江の埋立。日本橋・八丁堀あたりの船着場浚渫。増上寺・伝通院・寛永寺の江戸城防衛線は北方・伊達正宗からの備えだった。2017/03/08

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