ちくま新書<br> 「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか

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ちくま新書
「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか

  • 浅羽 通明【著】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 筑摩書房(2016/02発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480068835
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

反対デモが一〇万人規模に達しても勝てないリベラル。なぜか? どうすればいいのか? リベラルの急所を衝き、「勝つ」ための秘策を授ける実践的思想の書。

内容説明

安保関連法を成立させ、原発再稼働を進める自公政権。十万人以上を官邸前へ国会へ集めても勝てなかったデモ。若者を巻き込んだ楽しくかっこいい社会運動を礼賛し歓迎したメディアと知識人たちは、論点を巧みにすり替えていなかったか。丸山眞男、柄谷行人、小熊英二、高橋源一郎、SEALDsらの言説から、リベラル勢力を劣化させる病巣を徹底摘出。これは勝ちたいリベラルのための真にラディカルな論争書だ。

目次

第1章 リアル―実力は実力を伴う行動によってしか倒せない(デモとは示威運動―「威力」なければ「無力」;バカで人間じゃない安倍へ立憲主義を説く矛盾;「威す」には「力」が必要―西郷隆盛の「軍事力による訊問」 ほか)
第2章 バーチャル―政治的敗者はいつも文化へ逃げる(敗北の自覚から出発すべし;負けを勝ちだとはぐらかす技を伝授する高橋源一郎;反対デモは昭和の安保政策へ影響を与えたか? ほか)
第3章 他者―リベラルは「ビジネス」を巻き込めるか(デモは居心地がいい―松沢呉一氏が語る本音;そんなデモでは拡がっていかない;デモへ行くと友だちに引かれる―初心者の退路を断つ戦略 ほか)

著者等紹介

浅羽通明[アサバミチアキ]
1959年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業。みえない大学本舗主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nnpusnsn1945

51
著者の主張に賛成出来ない点(徴兵制や、たとえ話)や、話が飛躍している箇所もある。しかし、リベラルの欠点は当たっている。内向きさや、効果測定の検証を怠る自己満足な面は確かに言えてる。話しが通じないと切り捨てた相手にお願いするのは欺瞞である。山口二郎氏が安倍首相に対して人間でないだの叩き切るなどけちょんけちょんにしていたのが印象に残っていた。(但し、本を読むとツイッターやデモとは裏腹に頷ける箇所は多い。)2021/07/07

harass

42
左翼批判の新書。著者に問いかけをして答えていく対談形式。この著者の師匠である呉智英から続く、左翼たちの言説批判の本。とくに近年の反安部反原発の流れについて重点をおいている。結局、昔の学生運動からと全く変わっていないということだ。雑感として、リベラル側の運動は「効果測定」が必要だが、それをやるとリベラルは完全に息の根がとまってしまうだろう。「原発を止めたのはデモでも署名でもロビイングでも選挙でもなく、まずは福島第一原発の事故です。要するに津波ですよ」2016/02/29

やじ

29
途中嫌になるがネコ虎さんの感想を読み思い直す。途中割愛、第三章は夢中。愚劣でバカで嘘つきな政治家(アベ)に反省と改心を期待したってムダ。「高橋源一郎先生の論理的安定性について」のコラムや、上野千鶴子先生の発言から希望の芽を見出したり、マルクスの言葉の超訳が秀逸。「安倍政権の懐の深さやデモの声を聞く柔軟性には期待しないが、彼らの臆病さ、ダメさは信じています」「イケてなかろうがダサかろうが、自分にとって生き死にに関わる問題だから闘うしかない。そういうものでない限り、私は眉に唾をつけざるを得ないのです」深い。2016/04/17

ステビア

23
痛快。現実を見よ!2022/04/01

活字スキー

19
毛沢東が遺した『政治は血を流さない戦争であり、戦争は血を流す政治である』はけだし名言だと思うが、そんな政治の世界において一向に目に見える成果を出せていない現代日本のリベラルを老害じじい(自称)である著者が手当たり次第にシニシズムとスノビズムでボコりまくる。そのねずみ男的キャラクタはぶっちゃけ不快でしかないが、指摘そのものに頷ける点は多かった。個人的又は内輪だけでご立派な観念をこねくり回してても、実行力のある力にはならない。権力に対するアメにもムチにもなりはしない。 2017/10/20

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