出版社内容情報
料理は、がんばらなくていい。些細な料理だからこそ、素材の旨さも生きるし、心身がほっとして活力がわく! 今日から台所に立つための、入門書。
内容説明
生きる力を取り戻すために、初心者にも手におえる、ご飯術を身に着けよう。手間の少ない「焼くだけ」「煮るだけ」料理、素材の選び方、保存のコツ、冷蔵庫活用術、買い物の極意…作るにしても、食べるにしても、がんばらなくてよし。「家のご飯は、これでいいのだ」の精神で、失敗を恐れず、果敢に台所に立とう!
目次
まえがき 家のご飯は、これでいいのだ。
第1章 料理とは、食べられるようにするだけのこと。
第2章 自分で考える力をつける。
第3章 台所を回す。
第4章 買い物は狩りである。
第5章 生きる力を手に入れよう。
著者等紹介
瀬尾幸子[セオユキコ]
料理研究家。東京都北区出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん👶柳緑花紅
75
頑張って作る料理は、体と心をくたびれさせる。外(ハレ)と家(ケ)の区別。日常で体が欲しがっているのは、頑張りすぎない料理。素材の味を味わうシンプルなおかず。飽きない、くたびれない味。元気が出るのとも違う、休まる料理。そうすれば家は休まる場所になる。そういえば私が好きな料理家平松洋子さんも全然特別でなくていい。作っている時も気が楽で、食べる方もほっとする味。簡単でおいしいから今日もまたこれを!うんうん、これでいいのだ😋簡単と手抜きは違う!2022/06/19
おかむら
45
表紙が卵かけバターご飯! 瀬尾さんは「タモリ倶楽部」の酒のつまみ回によく出てて、出しゃばらずニコニコ料理を作ってるとこが好きな人(最近出ないけど)。頑張りすぎない家のご飯はこれでいいのだ!ということを話し言葉で優しく書いてあるのでとても気が楽〜になります。常備菜や野菜の保存もこれなら出来そう。しかも旨そう⇦ここ大事。ちょうど正月(ご馳走攻め)の後読んだので、そうそうこういう単純なメシがやっぱり1番だよと思いました。2016/01/08
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25
ラクうまなレシピが目白押し。ちょっとした工夫で、食生活は豊かになる。ただ、ウチには魚焼きグリルもオーブントースターも電子レンジもないので、「ラク」の方向性が違うなとも思った(物を持たないことも「ラク」だと考えているので)▼後半の、買い物の楽しみ方などは納得でした。外食や惣菜は、うまく付き合えば楽しい時短になる。でもそればかりだと、他人に振り回されている気持ちになるのも確かだ。2018/07/25
ozoz
19
これでいいのだ!に救われる。いつから「ちゃんと」やらなきゃいけなくなったんだろうって思ってた。昔のご飯は些細なものばかり。ばあちゃんの作った塩むすびがまさにその一品だったなぁ。ご飯の基準が「外のご飯」になっちゃくたびれる。プロのご飯は食べる方にもテンションや体力がいるわけね。ふむふむ。休まる料理の理論や写真、レシピが詰まった良書でしたー。2015/10/18
そり
18
栄養価のバランスがとりやすく、作りやすく、食べやすい。だから、頻繁に参考にさせていただいている瀬尾さんのレシピ。どういうふうに組みあげていったのか、興味があった。▼やっぱり、基礎を丁寧にやることなんだな、とあらためて思う。同じ鍋、同じ調味料を使って、基準を設ける。基準をもとにして、好みに近づける。そして、自分の味ができる。▼マニュアルを使うのも、ひとつの手段。だけど、どれだけ幅広く応用ができるようになるか。それは基礎の積み重ねかたが、ものをいうのだろうなあ。2016/06/23
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