ちくま新書
本当は強い阪神タイガース―戦力・戦略データ徹底分析

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480067159
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

野球統計学「セイバーメトリクス」を用いれば阪神は必ず勝てる! 最適打順や最強守備陣形から具体的戦術、チーム編成まで、データに基づく合理的野球を提唱する。

内容説明

二〇〇三年、〇五年のリーグ優勝で、常勝救団へと鮮やかな変貌を遂げたかに見えた阪神タイガース。だが近年、下位に甘んじ、再び暗黒時代を迎えたと見る評論家まで現れている。しかし、データを綿密に検証すれば、タイガースは決して弱くない。潜在的に高い能力を持った選手を的確に起用し、合理的に戦えば今すぐ最強軍団へと再生可能だ。野球を統計学的手法で分析する「セイバーメトリクス」を用いて、戦力を徹底解剖。勝つための具体的戦略を提言する、虎ファン待望の一冊。

目次

序章 「ダメ虎」幻想を打ち砕く
第1章 決して弱くはなかったタイガース―データで歴史を検証する(データから見た阪神の歴史;史上最高の阪神監督は誰か? ほか)
第2章 「タイガースは育成が下手」は本当か?―チーム編成を再評価する(ドラフトをデータで検証する;阪神はトレード下手なのか? ほか)
第3章 こうすればタイガースは勝てる―戦略がすべてを変える(理想の打順―攻撃力をデータで評価する;理想の布陣―守備力をデータで評価する ほか)
終章 強き虎よ、再び目覚めよ!―阪神再生への提言 特別対談・野崎勝義(元阪神タイガース球団社長)×鳥越規央(猛虎はなぜ「ダメ虎」に戻ったのか;猛虎復活のための改革案)

著者等紹介

鳥越規央[トリゴエノリオ]
1969年生まれ。東海大学理学部情報数理学科准教授。筑波大学大学院数学研究科修了。専門は数理統計学およびセイバーメトリクス。野球のほかサッカー、ゴルフなどスポーツ統計学全般の研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つーこ

15
夫の『最近読んだ本の中で一番面白かった』という言葉に乗せられ読了。データ分析ってちょっと結果論のような気もするけど、全体的にはすっごく緻密にあらゆる事柄が計算されており、面白かった。この人オタクなのかな〜?と思ったら、サイバーメトリクスというちゃんとした情報分析方法だったのね。個人的には野崎元社長の対談が一番興味深かった。でも、夫の評価にはちょっと異議を申し立てたい・・。2013/04/24

くりのすけ

6
甲子園をホームにするチームなら守備力重視という分析には納得。最後の対談の部分では、阪神の構造的弱さがよくわかった。確かに、最近は生え抜きも少ない。データから浮かび上がる意外性は面白く、野球を見る目が変わるところもある。頑張れタイガース!2014/05/15

おくりゆう

6
相変わらず割りきれないところや「ん?」と思うところもありますが、データから浮かび上がる意外性は面白いです(今回は特にUZRの並び)。ただ、一番興味深いのは、野崎元球団社長との対談。裏事情や提言、清武氏の高評価など、楽しく読むことが出来ました。あと、何冊目かになったからか、文章にユーモアが出てきたように感じます、という蛇足のような感想。2013/05/30

Ataru Matsuyama

4
阪神ファンは読むべし。2013/04/15

as

3
清武GMなんて魅力的な提案だ。正直、みように巨人に気を使っている阪神にイライラしていたので、ここらで千年戦争の火蓋を切ってほしい。奴らとは一切の妥協や 交渉など不要なのだから。しかし野田➡松永のドブトレードは汚点だが最近は浜中 ➡平野、橋健➡久保など買い物上手になっている気がします。(2人ともFAで去りましたが)狭い市場だから相手に損ばかりさせるのも問題ですが。鳴尾浜は本当にどっかの無人島に移転した方がいいかもしれませんね。(いっそ多摩川)。2014/02/06

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