ちくま新書<br> 生き抜くための地震学―京大人気講義

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生き抜くための地震学―京大人気講義

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  • サイズ 新書判/ページ数 248,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480067012
  • NDC分類 453
  • Cコード C0244

内容説明

未曾有の震災も過去となりつつあり、被災地も平穏な日々を取り戻し始めた。本当の危機は、しかし、いま、迫ってきている。西日本を襲う南海トラフ巨大地震は、2030年代に起きるという。しかもそれは首都圏も直撃する、最悪の「五連動地震」となる可能性が高い。さらに日本列島の活火山は噴火スタンバイ状態にある。だが、恐れすぎてはいけない。地震のメカニズムを理解し、地球科学の思考法を体得すれば、着実に、巨大災害は減らせるのだ。本書を読んで一人一人が自律して行動することが、明日の震災を「生き抜く」ための第一歩となる。

目次

第1章 地震のメカニズム(プレートが沈み込む日本列島;沈み込みの反発が巨大地震を起こす ほか)
第2章 次に来る恐怖の大災害(首都直下地震;「西日本大震災」 ほか)
第3章 命綱としての地球科学的思考(地震発生確率の読み方;震災時の「帰宅支援マップ」の使い方 ほか)
第4章 防災から減災へ―社会全体で災害と向き合うために(被害拡大のメカニズムと対策;減災実現のストラテジー(戦略))

著者等紹介

鎌田浩毅[カマタヒロキ]
1955年東京生まれ。東京大学理学部地学科卒業。通産省(現・経済産業省)を経て、97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学、地球科学、科学コミュニケーション。京大の講義「地球科学入門」は毎年数百人を集める人気で教養科目1位の評価。火山研究のほか、科学をわかりやすく伝える「科学の伝道師」。96年に日本地質学会論文賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まる@珈琲読書

7
★★★★☆ 前に読んだ「未曽有と想定外」と重複箇所がかなりある。地震自体の資料がかぎられているということか。直下型地震はいつどこで起こるか分からない。震度6強と7では建物の倒壊数が5倍になる。富士山は噴火のおよそ1月前から低周波地震や火山性微動などが起きる。科学的予測には限界があることを知る。家庭で防災準備を。減災のためにジョイン&シェア、日常生活の中で情報発信をする。2016/07/06

壱萬弐仟縁

7
2030年代。恐しい時代到来。もう生きていないかも。厄介だが正断層の場所は不明で、弱い部部が割れるということしかわからない(036頁)。弱い部分に自分が存在していれば、被災者になりかねない。火災旋風がビルが林立している東京では恐ろしい(061頁)。テレビのシミュレーションで知っているので、改めて恐ろしいと思う。巨大地震が誘発する富士山噴火(104頁~)。緊急避難所は神社の地盤の固さとのこと(140頁~)。213頁の御岳山のハザードマップは参考にしたい。身近にリスクはある。鳥居トンネルでは秋に天井除去作業。2013/06/07

marusan

6
日本列島の下には4つのプレートがあって必ずくる首都圏直下型地震、西日本大震災は防ぎようがない。出来ることは減災のみ。具体的な行動を一人ひとりが考えて行うことが重要。自分だけは大丈夫と考えてしまう正常化のバイアスのスイッチを切るには災害に関する知識を繰り返し訓練によってインプットすることしかない。国家予算の何倍もの被害をもたらす「超巨大地震」が今から控えているという事実を、国民全体が是非共有していただきたいという著者の警告が心に響いた。2022/03/21

とりぞう

5
「震度6強では固定していない家具が転倒しますが、震度7ではピアノやテレビが空中を飛んで壁に激突します」という地震をめぐる話や、「3・11以降「想定外」という言葉が氾濫し、この結果、科学は何も予測できないという不信感が生じてしまいました」地震学をめぐる話など。2016/10/29

オランジーナ@

5
正常性バイアスから脱して、災害に備えることが大事。防災は無理だが減災なら人間にもできる。天災は忘れたころにやってくる。2015/11/24

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