ちくま新書<br> 科学の限界

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ちくま新書
科学の限界

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480066909
  • NDC分類 404
  • Cコード C0240

出版社内容情報

原発事故、地震予知の失敗は科学の限界を露呈した。科学に何が可能で、何をすべきなのか。科学者の倫理を問い直し「人間を大切にする科学」への回帰を提唱する。

内容説明

科学技術が無秩序に発展し、高度に専門化してしまったことによる弊害が如実に現れている今こそ、科学の限界を見据える視点が求められている。その限界を、人間が生み出すものとしての限界、社会が生み出すものとしての限界、科学に内在する限界、社会とのせめぎ合いにおける限界の四つに分けて考察する。原子力エネルギーの利用に警鐘を鳴らしてきた著者が、3・11以後における科学の倫理を改めて問い直し、身の丈に合った等身大の、社会と調和のとれた科学を提唱する。

目次

第1章 科学は終焉するのか?
第2章 人間が生み出す科学の限界
第3章 社会が生み出す科学の限界
第4章 科学に内在する科学の限界
第5章 社会とせめぎ合う科学の限界
第6章 限界のなかで―等身大の科学へ

著者等紹介

池内了[イケウチサトル]
1944年生まれ。宇宙物理学。京都大学理学部物理学科卒業。同大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士(物理学)。国立天文台教授、名古屋大学大学院教授などを経て、総合研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

23
人間は科学万能の名のもとに、驕っていなかったか。科学の歴史を絡めつつ、科学者である著者が、鋭く警告する。「ある」ことは証明できても、「ない」ことは証明できないなど、私たちはどうだったろうか、科学の上で安穏としていなかったか、と自省を促される。それでも、科学の善い可能性も信じている著者の「等身大の科学」という言葉に、胸を打たれる。2012/11/27

tetsu

20
★4 子供のころは21世紀は科学技術の発展で、夢の未来が実現すると思っていた。国家予算を超える高エネルギーの加速器や分子生物学による遺伝子解析、ハッブル宇宙望遠鏡での新たな発見など、目を見張る成果もあったが、一方で大地震や火山噴火の予測、原発事故、地球温暖化防止対策など、科学が万能でないことも分かってきた。 夢のある未来像を描けるような次世代の科学に期待する。2015/10/03

樋口佳之

15
過去のしがらみに囚われず、今の時点の人権を尊重することこそが人間の解放や幸福につながるとしたのである。まさに思想的な革命であって、高く評価しなければならない。その価値観は現代にまで及び、私たちはそれを当然としている。しかし、ここに再び通時的思考を回復しなければならないのではないだろうか。未来世代に対する現代人の倫理的責任のことである。2017/11/22

mazda

14
地震学者たちは、研究が進むにつれ余地は不可能だということを自覚しつつあるようです。しかしそれを認めないのは、せっかくついた研究費を失いたくないから、とも。地球温暖化も全く同じ図式で、T大の偉い教授様が「研究費が出るんだから、温暖化しているかどうかは、どうでもいいじゃないか」という始末。学生時代、研究室の教授様は「研究は金がすべてだ」と言い切りました。理念も理想もへったくれもなく、金のためなら魂を売り渡します。そんな研究者が研究をしている限り、新しいものが生まれることは期待しにくいのではないでしょうか。2020/06/27

壱萬弐仟縁

10
科学は厳密で、価値中立であるものの、限界や曖昧さを残す文化としての科学という性質もある。人間が厳密に原理や法則を解明していく中で、原発事故への反省が冒頭で語られ、全体的に科学の社会的責任のありようも見えてくる叙述に。評者は、曖昧さが無責任を生み、これが事故や誤解の原因に思った。自然科学にも事実という実験結果があり、それは仮説と違っていることがほとんどで、それらの反復から突然の発見やひらめきにつながって、社会を変えるような真実を世に問う。科学万能主義を一度相対化し、他説も一理あるという柔軟さも大切と思った。2013/02/27

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